ポイント
PDFメール環境設定ファイルの格納先は、以下のとおりです。
List Works Print Agent インストールフォルダ\Listmanager¥ListCREATOR¥swmailenv.ini
PDFメール環境設定ファイルの書式は、以下のとおりです。
PDFメール環境設定ファイルの中は、[section name] によって定義され、以下の3つのセクションで構成されています。
[MLF_FixedItem] セクション
PDFメール環境設定ファイルでのみ指定可能な電子メール環境を設定します。
[MLF_Default] セクション
PDF文書情報ファイルで省略したときの値を指定します。
[MLF_SMTPServer- 設定名] セクション
SMTPサーバの情報を設定します。設定名を変えることで、複数のSMTP サーバの情報を定義することが可能です。設定名は、“[ ” “]”を除く半角英数字で指定します。
また、設定名はPDFメール環境設定ファイルの[MLF_FixedItem] セクション MLF_QueSavePath の設定(220バイト以内)+ SMTPサーバ設定名が250バイト以内になるように設定してください。
複数のSMTPサーバのセクションを設定する場合は、設定名が重ならないようにしてください。セクションの定義は、“[section-name]”のフォーマットで行います。
PDFメール環境設定ファイルでは、半角英数字、および半角記号が使用できます。
なお、「MLF_FromFullName」のみ、上記に加えて全角文字が使用できます。
PDFメール環境設定ファイルに記述する文字コードはShift-JIS コードで、改行コードはCR + LF(0x0d + 0x0a)です。
[キーワード]+[=]+[値]+[改行コード]の順で、1つのコマンドを記述してください。使用できるキーワードについては、以下を参照してください。
値は、「=」文字の次から改行コードまでを指します。さらに使用できる文字種は全角/ 半角、日本語(JIS 第一水準/ 第二水準)と英数字です。外字(利用者定義文字とJEF 拡張文字)を使用した場合、PDF メール配信機能がエラーとなることがあります。
キーワードにない文字列は、コメントとみなします。
複数回指定できないキーワードを複数回設定すると、最後に指定したキーワード名= 設定値が有効になります。
「#」を記述すると、以降の文字列はコメントとなります。
空白やタブは、無視されます。ファイルパス中の空白のみ有効になります。
キーワード名は、大文字、小文字を区別しません。設定値は大文字、小文字を区別します。
設定値を空にするとデフォルト値となります。デフォルト値を用いる場合は設定を省略できます。
必須のキーワード名と値が設定されていない場合エラーとなります。
PDFメール環境設定ファイルの変更は、PDFメール配信サービスの再起動後に有効になります。
以下に、手順を示します。
Administrators 権限を持つユーザでログオンし、[スタート]-[管理ツール]-[サービス]を選択します。
⇒サービスの一覧画面が表示されます。
[ListCREATOR SendMaild Service]を選択します。
[再起動]を選択してサービスを再起動します。