PDF文書情報ファイルとは、帳票をPDFファイル保存する場合に使用するファイルです。
PDF文書情報ファイルには、以下の情報を定義することができます。
PDF文書のプロパティ情報
PDFの描画に関する情報
PDFの動作・環境に関する情報
PDFのセキュリティ情報
PDFをメール配信するための情報
PDF文書情報ファイルには「キーワード」と、その「値」の形式で定義します。
上記の情報を、必要に応じてPDF文書情報ファイルに定義することで、生成するPDFファイルに多彩な機能を持たせることができます。
また、生成したPDFファイルを、電子メールの添付ファイルとして送信することができます。PDFファイルを電子メールの添付ファイルとして送信する機能を「PDFメール配信機能」といいます。
ポイント
PDF文書情報ファイルは、帳票管理サーバに配置して使用します。
List Creatorコネクタ連携型の場合は、アプリケーションサーバにも配置することができます。
配置の詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”の“第3 章 帳票資源の配置”を参照してください。
PDFメール配信機能を使用する場合、SMTPサーバに関する設定情報をList Works Print Agent のPDFメール環境設定ファイルに設定する必要があります。
PDFメール配信機能を使用するための環境構築については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”の“4.9 PDFメール配信を使用する設定”を参照してください。
なお、PDFメール環境設定ファイルには、SMTPサーバに関する設定情報だけでなく、PDFメール配信機能の情報も設定でき、PDF文書情報ファイルでメール配信に関するキーワードを省略した場合の初期値となります。
PDFメール環境設定ファイルの詳細については、以下を参照してください。
PDFファイルをメール配信できるのは、帳票配信型で、かつList Works Print AgentでPDFファイル保存する場合だけです。