留置き出力を行う場合、実際の出力装置ではなく、仮想的な出力先として「ldev_inbox」が定義された論理デバイスを使用します。また、論理あて先には、「ldev_inbox」が定義された論理デバイスを関連付けする必要があります。
帳票の登録時には、「ldev_inbox」と関連付けした論理あて先を指定します。
帳票の登録時に仮想的な出力先を指定することで、帳票がList Manager管理データベースで留置きされます。
本書では、仮想的な出力先として「ldev_inbox」が定義された論理デバイスを、「留置き用論理デバイス」と表記します。
留置き用論理デバイスが定義された論理あて先を、「留置き用論理あて先」と表記します。
ポイント
留置き用論理あて先を定義する場合、「inbox」という名前を指定することを推奨します。
留置き用論理あて先は複数定義できます。その場合、出力用論理あて先と区別できる名前(「inbox_1」、「inbox_2」など)を定義してください。
なお、どの論理あて先にも「ldev_inbox」の留置き用論理デバイスを関連付ける必要があります。