プリンタ機種、プリンタの接続形態によっては、帳票出力後に、プリンタでエラーが発生した場合、帳票一覧画面に表示される出力完了ページ数が0ページになることがあります。
下記以外のプリンタを使用した場合、上記の現象が発生する場合があります。
VSP/VS/PS5000シリーズ
PrintiaLASERシリーズ(Printianavi搭載機)
上記の現象発生後は、プリンタのエラーを復旧させ、印刷を再開すれば、帳票一覧画面に正しい出力完了ページ数が表示されます。
帳票の出力状態が「失敗」、「登録」、「中止」、「出力済」の場合、開始ページに、帳票の総ページ数より大きな値を指定すると、帳票出力時に帳票出力サーバでエラーとなります。
出力するページの範囲が指定されている帳票の保留解除時には、以下の点に注意してください。
保留解除時にページ範囲を指定する場合、「出力ページ数」の値の範囲内で指定してください。ページ数の確認方法については、以下を参照してください。
⇒“B.2 ページ数の確認方法と表示形式”
出力を保留すると、出力時に指定した開始ページが、帳票の1ページ目として扱われます。
例:
帳票全体のページが「10」ページの帳票に対して出力ページを3~7と指定し、出力を保留した場合、保留解除時に、帳票全体のページのうち3~5ページ目を出力するときの指定方法を示します。
出力ページの指定 | 実際に出力されるページ | |
---|---|---|
出力時に指定したページ | 保留解除時に指定するページ | |
出力状態が「出力保留」の帳票の出力時、出力するページを指定する場合、指定できる範囲外のページを指定すると、帳票一覧画面、運用コマンド、または帳票管理Javaインタフェースでエラーとなります。また、帳票出力サーバでもイベントログが出力されます。
COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合、指定できるのは、1~99999(最大5桁)の範囲までです。帳票の総ページ数が100000ページ以上の場合は、以下の点に注意してください。
開始ページに「1」~「99999」の範囲の値を指定し、終了ページを省略した場合、指定した開始ページから99999ページ目まで出力されます。
100000ページ目以降のページを出力したい場合、開始ページおよび終了ページを省略し、すべてのページを出力する必要があります。