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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

18.4 共用ディスクにフォルダ/ディレクトリを作成する

List Manager で利用する資源には、帳票資源(帳票定義情報、メディアデータファイルなど)があります。

マルチサーバ運用するためには、List Managerで利用する資源を共用ディスク上に配置する必要があります。資源を共用ディスクに配置することで、すべての帳票管理サーバから同じ帳票資源へアクセスできます。

List Manager で利用する資源の配置先となるフォルダ/ディレクトリは、以下に作成してください。

CIFSを利用する場合(帳票管理サーバがWindowsの場合のみ)

共有フォルダ

NFSを利用する場合(帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合のみ)

共有フォルダ


以下に、List Manager で扱う資源の配置先と作成するディレクトリの例を示します。

List Managerで扱う資源やファイルの配置先

資源

資源の配置先(例)

備考

帳票データファイル

帳票管理サーバがWindowsの場合

\\fileserver\share\datafiledir

帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合

/sw1/datafiledir

帳票データファイルの格納先は、帳票管理サーバの環境設定ファイルで指定します。

オンラインバックアップ機能を利用する場合、帳票データファイルはList Manager管理データベースに格納されます(帳票管理サーバの環境設定ファイルのDataFileDirキーで指定したディレクトリに格納されません)。

DataFileDirキーで指定したディレクトリは、List Managerの作業ディレクトリとして使用されます。