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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

12.3 ネットワークの設定

帳票出力サーバと通信するためのネットワークの設定を行います。

List Managerで帳票配信をするためには、以下のようにネットワークを設定する必要があります。

ホスト名の解決を正常に行う場合の設定例を、以下の場合に分けて示します。

詳細については、manコマンドを利用して参照してください。

hosts運用の環境設定例

hosts運用の環境設定を、以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. hostsファイルを使用したホスト名の解決を行う設定をします。

    hostsファイルを使用したホスト名の解決を行う設定ファイルは、帳票管理サーバの以下のファイルです。

    /etc/nsswitch.conf

    以下に、定義例を示します。

    hosts: files
  2. 通信対象となるホスト名とIPアドレスの組をhostsファイルに記載します。

    hostsファイルは、帳票管理サーバの以下のファイルです。

    /etc/hosts

    以下に、帳票出力サーバがホスト名:lm-agt、IPアドレス:192.168.0.2の場合の定義例を示します。

    192.168.0.2 lm-agt

DNS運用の環境設定例

DNS運用の環境設定を、以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. DNSサーバを使用したホスト名の解決を行う設定をします。

    DNSサーバを使用したホスト名の解決を行う設定ファイルは、帳票管理サーバの以下のファイルです。

    /etc/nsswitch.conf

    以下に、定義例を示します。

    hosts: dns
  2. 名前解決に使用するDNSサーバを指定します。

    名前解決に使用するDNSサーバを指定するファイルは、帳票管理サーバの以下のファイルです。

    /etc/resolv.conf

    以下に、DNSサーバのIPアドレス:192.168.1.1の場合の定義例を示します。

    domainname sample.co.jp
             (*1)
    search example.co.jp
             (*2)
    nameserver 192.168.1.1
             (*3)
      *1:帳票管理サーバが属するドメイン名を指定します。
      *2:帳票出力サーバのドメインが異なる場合などに、検索するドメイン名を指定します。
      *3:参照するDNSサーバのIPアドレスを指定します。