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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

7.2.5 Symfowareの環境設定およびRDBシステムの登録

データベース構築スクリプトを使用して、Symfowareの環境設定とクラスタシステムへのRDBシステムの登録を行います。

以下の手順に従って、運用ノードで、Symfowareの環境設定およびRDBシステムの登録を行います。

=操作手順=
  1. 複写した以下のデータベース構築スクリプトを、テキストエディタで開いて編集します。

    • create_lmrdbsys.sh

    • create_pre_lmrdbsys.sh

    create_lmrdbsys.shの編集

    Symfowareをインストールしたマシンの環境に合わせて、以下の情報を編集します。

    キー

    編集内容

    LANG

    Symfowareをインストールしたときの、OSのデフォルトロケールを指定します。

    • ja_JP.PCK:Shift-JISコード系

    • ja_JP.eucJP:EUCコード系

    • ja_JP.UTF-8:UNICODE(UTF-8)コード系

    create_pre_lmrdbsys.shの編集

    テンポラリログファイル用/RDBディクショナリ用のボリュームのパスに変更します。
    ここでは、“6.3 共用ディスク上に作成するボリュームについて”で作成したテンポラリログファイル用のローデバイス「volume0005」とRDBディクショナリ用のローデバイス「volume0003」を指定します。
    編集箇所を、太字下線で示します。

    # --------------------------------
    # Making of temporary log file
    # --------------------------------
    rdblog -G -t -c 100M /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0005 -in -in 500M 500M 350
    
    # --------------------------------------------------------------
    # Making of RDB dictionary
    # --------------------------------------------------------------
    rdbcrdic -r /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0003 -u L -du 2M
  2. データベース構築スクリプトを実行します。
    データベース構築スクリプト(create_lmrdbsys.sh)を実行し、RDBシステムを構築します。
    クラスタの初期設定で指定した待機ノードのCFノード名をパラメーターに-nオプションを指定します。クラスタの初期設定については、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”を参照してください。
    以下に、コマンド実行例を示します。

    例:待機ノードのCFノード名にlm078を使用する場合

    cd /var/opt/FJSVlstm/db/symfoware/create
    ./create_lmrdbsys.sh -n lm078

    注意

    • パラメーターに運用ノードのCFノード名を指定しないでください。

    • データベース構築スクリプト(create_lmrdbsys.sh)の実行時に、以下の環境変数の設定を行わないでください。

        LC_*  (“LC_”から始まる環境変数)

    ポイント

    • CFノード名については、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”を参照してください。

    • データベース構築スクリプトの詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。

  3. ログファイルを確認します。
    データベース構築スクリプトの実行が完了したら、ログファイル(create_lmrdbsys.log)を参照し、データベースの構築中にエラーが発生していないことを確認します。ログファイルは、データベース構築スクリプトの実行カレントディレクトリに出力されます。