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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

7.2.2 RDB構成パラメタファイルの編集

Symfowareの動作環境を定義する、RDB構成パラメタファイル(lmrdbsys.cfg)を編集します。

以下の手順に従って、各ノード(運用ノード、待機ノード)で、RDB構成パラメタファイルの編集を行います。

注意

List Manager管理データベースの環境構築後は、RDB構成パラメタファイル(lmrdbsys.cfg)に定義されている設定値を変更しないでください。

=操作手順=
  1. RDB構成パラメタファイル(lmrdbsys.cfg)を複写します。

    複写元:/opt/FJSVlstm/db/symfoware/create/lmrdbsys.cfg

    /optは、List Worksのインストールディレクトリです。

    複写先:/opt/FSUNrdb2b/etc/lmrdbsys.cfg

    /optは、Symfowareのインストールディレクトリです。

    注意

    RDB構成パラメタファイル名は、RDBの動作環境を区別するため、「RDBシステム名.cfg」とします。List Managerは、RDBシステム名に、「lmrdbsys」を使用します。
    Symfowareを使用してList Manager以外のデータベースを運用する場合、RDBシステム名に、「lmrdbsys」以外を使用してください。

  2. 複写したlmrdbsys.cfgファイルをテキストエディタで開いて、以下の定義を記述します。

    RDBDIRSPACE

    RDBディレクトリの配置先として、“6.3 共用ディスク上に作成するボリュームについて”で作成したRDBディレクトリ用のボリュームをフルパスで指定します。

    例:/dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0002

    RDBLOGMANAGE

    ログ管理ファイルの配置先として、“6.3 共用ディスク上に作成するボリュームについて”で作成したログ管理ファイル用のボリュームをフルパスで指定します。

    例:/dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0004

    RDBSYSTEMID

    システムIDに「21」(初期値)を指定します。

    List Manager管理データベース以外でシステムIDに「21」を使用している場合は、1~31の間で使用していないIDに変更します。

  3. lmrdbsys.cfgファイルに、あらかじめ設定されている以下の行をコメントアウトします。

    RDBDIRSPACE1

    List Manager 管理データベース用のRDBディレクトリファイルの配置先

    初期値:/var/opt/FJSVlstm/lmrdbdir

    RDBDIRSPACE2

    RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの配置先

    初期値:/var/opt/FJSVlstm/lmrdbdir