Interstage Application Serverのサービスおよびワークユニット起動用のスクリプトを、汎用サービスのリソースとしてクラスタシステムに登録します。
ここでは、以下のサービスを登録し、他のリソースとの依存関係を設定します。
サービス名 | 依存関係(依存先)(*1) |
---|---|
OD_start | SymfoWARE RDB lmrdbsys |
Naming Service | OD_start |
InterfaceRep_Cache Service | Naming Service |
TransactionDirector | InterfaceRep_Cache Service |
Interstage API | TransactionDirector |
Fjapache | ネットワーク名 |
*1:
このリソースをオンラインにする前にオンラインにする必要のあるリソースです。
サービスの登録を行う手順については、以下を参照してください。
⇒“3.6 クラスタシステムへのリソース登録”
注意
「FJapache」のリソースをオンラインにする前に、以下の手順で「スタートアップ パラメーター」を削除します。
コマンドプロンプトを「管理者として実行」を選択して起動し、以下のコマンドを実行します。
cluster resource "FJapache" /priv StartupParameters=""
【FJapacheのプロパティ】画面の【全般】タブで、「スタートアップ パラメーター」に何も指定されていないことを確認し、【OK】ボタンをクリックします。
参考
上記のすべてのリソースについて、【(リソース名)のプロパティ】画面の【ポリシー】タブの「リソース エラーへの対応」-「指定期間内での再起動の試行回数」を0にして、リソースの失敗時に現在のノードで再起動を試みない設定にしてください。
スクリプトを汎用アプリケーションのリソースとして登録します。
ここでは、以下のスクリプトを登録し、他のリソースとの依存関係を設定します。
スクリプト | 依存関係(依存先)(*1) |
---|---|
(List Worksインストールフォルダ)\Listmanager\Manager\setup\cluster\lmstartWU.bat | Interstage API “2.5 共用ディスクのクラスタシステムへの登録”で登録した、List Manager管理データベースおよび帳票資源の格納先として使用する「クラスター ディスク」 |
*1:
このリソースをオンラインにする前にオンラインにする必要のあるリソースです。
以下の手順に従って、スクリプトの登録を行います。
=操作手順=
【スタート】メニューの【管理ツール】-【フェールオーバー クラスター マネージャー】をクリックします。
⇒【フェールオーバー クラスター マネージャー】画面が表示されます。
「サービスとアプリケーション」配下に表示された、List Managerのグループ名を選択した状態で右クリックし、メニューより「リソースの追加」-「2-汎用アプリケーション」を選択します。
⇒【新しいリソース ウィザード】画面が表示されます。
新しいリソースウィザードに従って、以下の情報を指定します。
汎用アプリケーションの設定
コマンドラインにスクリプトのパスを設定し、【次へ】ボタンをクリックします。
確認
内容を確認し、【次へ】ボタンをクリックします。
概要
【完了】ボタンをクリックします。
⇒画面中央の「その他のリソース」配下に、汎用アプリケーション「lmstartWU アプリケーション」が追加されます。
汎用アプリケーション「lmstartWU アプリケーション」を選択した状態で右クリックし、メニューより「プロパティ」を選択します。
⇒【lmstartWU アプリケーションのプロパティ】画面が表示されます。
【lmstartWU アプリケーションのプロパティ】画面で、以下を設定し、【OK】ボタンをクリックします。
【全般】タブ
「コンピューター名にネットワーク名を使用する」がチェックされていないことを確認します。チェックされている場合は、チェックをはずします。
【依存関係】タブ
リソース一覧より依存関係を設定するリソースを選択します。
ポイント
複数のリソースを指定する場合は、「AND」を設定し、リソースを選択します。
汎用アプリケーション「lmstartWU アプリケーション」を選択した状態で右クリックし、メニューより「このリソースをオンラインにする」を選択します。
⇒汎用アプリケーション「lmstartWU アプリケーション」がオンラインになることを確認します。