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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

4.7.1 オペレーティングシステムとデータベースの環境変数の設定

帳票管理サーバの環境構築を行うために必要な環境変数を設定します。

環境変数設定ファイル(lmenv.conf)に、複数の環境変数をキーとして定義できます。環境変数設定ファイルは、テキストエディタなどで編集します。

帳票管理サーバの環境変数設定ファイルは、以下のファイルです。

(List Worksインストールフォルダ)\Listmanager\conf\lmenv.conf

環境変数設定ファイル(lmenv.conf)の記述形式は、「キー= 設定値」です。キーを指定すると、システムの環境変数の値は無効になります。キーの指定を省略した場合、システムの環境変数が有効になります。

注意

  • 帳票管理サーバの環境変数設定ファイルの内容を変更する場合は、List Managerを停止してから行ってください。環境変数設定ファイルの変更内容は、List Managerの開始後から有効となります。
    また、内容を変更するためにはAdministrators権限が必要です。

  • List Manager Connectorを使用したアプリケーションを利用する場合、環境変数設定ファイルの設定は有効にはなりません。システム環境変数を設定してください。

List Managerをインストールした環境に必要な環境変数をキーとして設定します。

キー名

キーの指定内容(指定値)

RDBNAME

帳票管理サーバとList Manager 管理データベースを同一マシンで運用する場合、「lmrdbsys」を指定します。
帳票管理サーバとList Manager 管理データベースを別マシンで運用する場合、設定する必要はありません。

SQLRTENV

「(List Worksインストールフォルダ)\Listmanager¥conf¥lmsqlenvc」を指定します。

RDBCHARSET

帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーに指定するList Manager管理データベースの文字コード系と合致するロケールを指定します。
以下に、指定できる値を示します。
SJIS:Shift-JIS コード系
UTF8:UNICODE(UTF8)コード系

RDBNAME(帳票管理サーバとList Manager 管理データベースを同一マシンで運用する場合のみ必須)

帳票管理サーバとList Manager管理データベースを同一マシンで運用する場合、必ず、環境変数RDBNAME を設定します。

帳票管理サーバとList Manager管理データベースを別マシンで運用する場合は、この環境変数は不要です。

この環境変数には、「lmrdbsys」を指定してください。

SQLRTENV(必須)

環境変数SQLRTENVは、必ず設定します。

この環境変数には、「(List Worksインストールフォルダ)\Listmanager¥conf¥lmsqlenvc」を指定してください。

RDBCHARSET(必須)

環境変数RDBCHARSETは、必ず設定します。

この環境変数には、List Manager管理データベースの文字コード系を指定します。

ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーに指定するList Manager管理データベースの文字コード系と合致させてください。

指定できる値

意味

SJIS

List Manager管理データベースの文字コード系がShift-JISコード系の場合に指定します。

UTF8

List Manager管理データベースの文字コード系がUNICODE(UTF8)コード系の場合に指定します。

注意

上記以外の値またはList Manager管理データベースの文字コード系と異なる値を指定した場合、帳票出力時に日本語が正しく表示されません。