帳票管理サーバおよび帳票出力サーバでの設定が必要です。
●帳票管理サーバでの環境設定
プリンタモデルコードを定義します。
lmedtprmodelコマンドを以下のように実行し、プリンタモデルコード「ZZZ」を定義します。
この定義は、1回だけ行います。
lmedtprmodel -a ZZZ
⇒ lmedtprmodelコマンドの詳細については、“9.2.7.1 lmedtprmodelコマンド”を参照してください。
論理デバイスを編集します。
この定義は、lmedtdevコマンドを使用して、本機能を有効にしたい論理デバイスに対して実施します。
⇒ lmedtdevコマンドについては、“9.2.7.3 lmedtdevコマンド”を参照してください。
lmedtdevコマンドを使用し、論理デバイスの変更を行います。
このとき、-prtmodelcodeオプションに手順1.で定義したプリンタモデルコード「ZZZ」を指定します。
論理デバイス名が「ldev」の場合のコマンド実行例
lmedtdev -u ldev -prtmodelcode ZZZ
lmedtdevコマンドを使用し、論理デバイスの定義を行います。
このとき、-prtmodelcodeオプションに手順1.で定義したプリンタモデルコード「ZZZ」を指定します。
論理デバイス名が「ldev」、通信対象コンピュータ名が「outputsrv」、印刷プリンタ名が「prt」の場合のコマンド実行例
lmedtdev -a ldev -outputmethod 0 -hostname outputsrv -devicename prt -prtmodelcode ZZZ
●帳票出力サーバでの環境設定
以下のサービスが起動中の場合は、停止します。
Listmanager Agent Service
⇒ List Manager Agentの起動/停止については、“帳票印刷配信機能 運用ガイド”の“4.3 List Manager Agentの起動/停止”を参照してください。
帳票出力サーバの環境設定ファイルに、以下の行を追加します。
LmlcNoSupply = 1
LmlcNoSupply
プリンタモデルコード「ZZZ」を指定した論理デバイスから、List Creatorの帳票を印刷する場合の給紙口を、プリンタドライバで設定した給紙口とするかを指定します。
1:本機能を有効にします。
0:本機能を無効にします。
帳票出力サーバの環境設定ファイルは、以下の場所にあります。
帳票出力サーバがList Works Print Agentの場合
(List Works Print Agentインストールフォルダ)\Listmanager\conf\listmanager.conf
帳票出力サーバがList Works Workstationの場合
(List Works Workstationインストールフォルダ)\conf\listmanager.conf
⇒ 帳票出力サーバの環境設定ファイルについては、List Works Print Agentの場合は“4.4 帳票出力サーバの環境設定ファイルの設定(List Works Print Agentの場合)”、List Works Workstationの場合は“5.3 帳票出力サーバの環境設定ファイルの設定(List Works Workstationの場合)”を参照してください。
手順1.で停止したサービスを起動します。