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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド

L.1 環境設定

帳票管理サーバおよび帳票出力サーバでの設定が必要です。

●帳票管理サーバでの環境設定

=操作手順=
  1. プリンタモデルコードを定義します。

    lmedtprmodelコマンドを以下のように実行し、プリンタモデルコード「ZZZ」を定義します。
    この定義は、1回だけ行います。

    lmedtprmodel -a ZZZ

    ⇒ lmedtprmodelコマンドの詳細については、“9.2.7.1 lmedtprmodelコマンド”を参照してください。

  2. 論理デバイスを編集します。
    この定義は、lmedtdevコマンドを使用して、本機能を有効にしたい論理デバイスに対して実施します。
    ⇒ lmedtdevコマンドについては、“9.2.7.3 lmedtdevコマンド”を参照してください。

    論理デバイスがすでに定義されている場合

    lmedtdevコマンドを使用し、論理デバイスの変更を行います。

    このとき、-prtmodelcodeオプションに手順1.で定義したプリンタモデルコード「ZZZ」を指定します。

    例)

    論理デバイス名が「ldev」の場合のコマンド実行例

    lmedtdev -u ldev -prtmodelcode ZZZ
    論理デバイスが定義されていない場合

    lmedtdevコマンドを使用し、論理デバイスの定義を行います。

    このとき、-prtmodelcodeオプションに手順1.で定義したプリンタモデルコード「ZZZ」を指定します。

    例)

    論理デバイス名が「ldev」、通信対象コンピュータ名が「outputsrv」、印刷プリンタ名が「prt」の場合のコマンド実行例

    lmedtdev -a ldev -outputmethod 0 -hostname outputsrv -devicename prt -prtmodelcode ZZZ

●帳票出力サーバでの環境設定

=操作手順=
  1. 以下のサービスが起動中の場合は、停止します。

    • Listmanager Agent Service

    ⇒ List Manager Agentの起動/停止については、“帳票印刷配信機能 運用ガイド”の“4.3 List Manager Agentの起動/停止”を参照してください。

  2. 帳票出力サーバの環境設定ファイルに、以下の行を追加します。

    LmlcNoSupply = 1
    キー名

    LmlcNoSupply

    説明

    プリンタモデルコード「ZZZ」を指定した論理デバイスから、List Creatorの帳票を印刷する場合の給紙口を、プリンタドライバで設定した給紙口とするかを指定します。

    指定値

    1:本機能を有効にします。

    0:本機能を無効にします。


    帳票出力サーバの環境設定ファイルは、以下の場所にあります。

    • 帳票出力サーバがList Works Print Agentの場合

          (List Works Print Agentインストールフォルダ)\Listmanager\conf\listmanager.conf
    • 帳票出力サーバがList Works Workstationの場合

          (List Works Workstationインストールフォルダ)\conf\listmanager.conf

    ⇒ 帳票出力サーバの環境設定ファイルについては、List Works Print Agentの場合は“4.4 帳票出力サーバの環境設定ファイルの設定(List Works Print Agentの場合)”、List Works Workstationの場合は“5.3 帳票出力サーバの環境設定ファイルの設定(List Works Workstationの場合)”を参照してください。

  3. 手順1.で停止したサービスを起動します。