6.5.3 帳票管理サーバがLinuxの場合

createWU.shシェルを再実行することで復旧する場合がありますので、createWU.shを再実行します。
再実行してもエラーとなる場合は、下記のログファイルを確認し、“付録K Webアプリケーションサーバの環境設定時のメッセージ”を参照し、エラーの対処を行います。
エラー原因を特定できない場合は、エラー発生時刻を確認し、3.の確認を行います。
```
ログファイル名：/var/opt/FJSVlstm/log/createWU/createWU.log
```
エラー時のcreateWU.log表示例
```
[2021/12/15 10:37:05]  ←エラー発生時刻
UX:ERROR:-l option string is invalid. Valid string: [ja_JP.eucJP|ja_JP.SJIS|ja_JP.UTF-8] (1)
```
ポイント
すでにログファイルが存在していた場合は、3世代のログが保存されます。
例）
createWU.log
createWU.log.1
createWU.log.2

以下のログから、2.で確認した時刻でのエラーメッセージとエラー内容を確認します。

システムログファイル名：/var/log/messages
GlassFish Serverクラスターのサーバログファイル名：/var/opt/FJSViaps/glassfish5/nodes/localhost-domain1/<GlassFish Serverインスタンス名>/logs/server.log

GlassFish Serverクラスターのサーバログファイルの格納例

2021-12-20 10:53:31.099の部分は、発生時刻を示します。

PCMI API Error の部分は、エラーメッセージを示します。

2021-12-20 10:53:21.099+09:00 com.fujitsu.appsrv.pcmi.client.PcmiApiException: PCMI API Error: code=1101
（略）
Caused by: com.fujitsu.appsrv.pcmi.protocol.exceptions.ProtocolNotStartedException: Server is not running
（略）
        ... 10 more

Interstage Application Server のマニュアル“GlassFish設計・構築・運用ガイド”を参照し、エラーメッセージの対処を行いエラーの原因を取り除いてください。その後、再度実行してください。