Webアプリケーションサーバの環境構築スクリプトを実行して、Webアプリケーションサーバの環境構築を行います。
Webアプリケーションサーバの環境構築スクリプトは、以下のとおりです。
環境構築スクリプトは、Administrators権限/システム管理者権限のあるユーザだけが実行できます。
帳票管理サーバがWindowsの場合
(List Worksインストールフォルダ)\Listmanager\Manager\setup\wu\createWU.bat
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
/opt/FJSVlstm/setup/wu/createWU.sh
Webアプリケーションサーバの環境構築スクリプトを実行すると、以下のGlassFish Serverクラスターが作成されます。
操作画面のWebアプリケーション(f3hxwope.war)を配備したGlassFish Serverクラスター
帳票ブラウザのWebアプリケーション(f3hxwlbr.war)を配備したGlassFish Serverクラスター
注意
Webアプリケーションサーバの環境構築スクリプトを実行すると、Webサーバが再起動されます。
参考
Interstage Application ServerのJakarta EE 8をインストールしている環境において、環境構築スクリプトを実行すると、Jakarta EE 8の環境に以下のファイルを作成/削除、配備/再配備します。
初めて環境構築スクリプトを実行する場合に、これらファイルが存在しないことを確認してください。
ユーザアプリケーションでこれらのファイルを使用している状態で、環境構築スクリプトを実行すると、ファイルが上書きされ、ユーザアプリケーションが正しく動作しなくなる場合があります。
データベースにSymfowareを使用する場合のPCMIプロファイル
- _listmanager_symfoware_profile.xml
- _listbrowser_symfoware_profile.xml
データベースにOracleを使用する場合のPCMIプロファイル
- _listmanager_oracle_profile.xml
- _listbrowser_oracle_profile.xml
上記の各PCMIプロファイルが以下のディレクトリに作成されます。
帳票管理サーバがWindowsの場合
[運用資産格納ディレクトリ]\pcmi\profile
帳票管理サーバがLinuxの場合
[運用資産格納ディレクトリ]/pcmi/profile
なお、下線はInterstage Application Serverインストール時に設定した運用資産格納ディレクトリです。
配備するwarファイル名は以下のとおりです。
・f3hxwope.war
・f3hxwlbr.war
以下のコマンドでJakarta EE 8運用環境に配備されているすべてのwarファイルを表示することができます。
帳票管理サーバがWindowsの場合
[Interstage Application Serverインストールフォルダ]\GlassFish\bin\asadmin list-components --type web domain
帳票管理サーバがLinuxの場合
/opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin list-components --type web domain
注意
上記コマンドを実行する前にasadminのloginサブコマンドを一度も実行していない場合、Jakarta EE 8の管理ユーザーIDと管理者パスワードの入力が必要となります。