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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド

6.3 Webアプリケーションサーバの環境構築スクリプトの実行

Webアプリケーションサーバの環境構築スクリプトを実行して、Webアプリケーションサーバの環境構築を行います。


Webアプリケーションサーバの環境構築スクリプトは、以下のとおりです。

環境構築スクリプトは、Administrators権限/システム管理者権限のあるユーザだけが実行できます。

Webアプリケーションサーバの環境構築スクリプトを実行すると、以下のGlassFish Serverクラスターが作成されます。

listmanager

操作画面のWebアプリケーション(f3hxwope.war)を配備したGlassFish Serverクラスター

listbrowser

帳票ブラウザのWebアプリケーション(f3hxwlbr.war)を配備したGlassFish Serverクラスター

注意

Webアプリケーションサーバの環境構築スクリプトを実行すると、Webサーバが再起動されます。

参考

Interstage Application ServerのJakarta EE 8をインストールしている環境において、環境構築スクリプトを実行すると、Jakarta EE 8の環境に以下のファイルを作成/削除、配備/再配備します。

初めて環境構築スクリプトを実行する場合に、これらファイルが存在しないことを確認してください。

ユーザアプリケーションでこれらのファイルを使用している状態で、環境構築スクリプトを実行すると、ファイルが上書きされ、ユーザアプリケーションが正しく動作しなくなる場合があります。

◆PCMIプロファイル

データベースにSymfowareを使用する場合のPCMIプロファイル

- _listmanager_symfoware_profile.xml

- _listbrowser_symfoware_profile.xml

データベースにOracleを使用する場合のPCMIプロファイル

- _listmanager_oracle_profile.xml

- _listbrowser_oracle_profile.xml

上記の各PCMIプロファイルが以下のディレクトリに作成されます。

  • 帳票管理サーバがWindowsの場合

    [運用資産格納ディレクトリ]\pcmi\profile
  • 帳票管理サーバがLinuxの場合

    [運用資産格納ディレクトリ]/pcmi/profile

    なお、下線はInterstage Application Serverインストール時に設定した運用資産格納ディレクトリです。

◆warファイル

配備するwarファイル名は以下のとおりです。

・f3hxwope.war

・f3hxwlbr.war

以下のコマンドでJakarta EE 8運用環境に配備されているすべてのwarファイルを表示することができます。

  • 帳票管理サーバがWindowsの場合

    [Interstage Application Serverインストールフォルダ]\GlassFish\bin\asadmin list-components --type web domain
  • 帳票管理サーバがLinuxの場合

    /opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin/asadmin list-components --type web domain

注意

上記コマンドを実行する前にasadminのloginサブコマンドを一度も実行していない場合、Jakarta EE 8の管理ユーザーIDと管理者パスワードの入力が必要となります。