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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド

2.6 Oracle(帳票管理サーバがSolaris)の場合

帳票管理サーバがSolarisでList Manager 管理データベースにOracleを使用する場合の環境構築について、説明します。

⇒ ここでは、手順の概略を説明します。Oracleの環境設定の詳細については、Oracle Databaseのマニュアルを参照してください。

注意

  • Oracleの環境設定では、Oracle 19cを基本に説明していますが、詳細はOracle Databaseのマニュアルを参照して、手順を確認してください。

  • リカバリ構成、プロセス数、キャラクタ・セット、ユーザ名以外の項目については、運用によって変更しても問題ありません。

なお、Oracleでは、オンラインバックアップ機能を利用して、トラブルなどに備えた資源のバックアップを行うことができます。

⇒ オンラインバックアップ機能の概要については、“オンラインバックアップ機能とは”を参照してください。


以下の手順で、List Manager 管理データベースを構築します。

List Manager 管理データベース環境の構築完了後は、“第3章 帳票管理サーバの環境構築”からセットアップを継続してください。

List Manager管理データベースの運用パターンごとに構築を実施するマシンが、以下のように異なります。

設定内容

List Manager 管理データベースを帳票管理サーバで運用する場合

List Manager 管理データベースを帳票管理サーバとは別マシンで運用する場合(*1)

帳票管理サーバ

データベースサーバ

(1) ディスクスペースの見積もり

(2) REDOログファイル格納先の作成 (*2)

(3) ディレクトリの作成

(4) カーネルパラメーターの編集

(5) 環境変数の設定

(6) リスナーの作成

(7) データベースの作成

(8) リスナーの設定

(9) ユーザの作成

(10) サービス・ネーミングの設定

(11) 表領域の作成

(12) List Manager 管理データベースのテーブル作成と動作確認

(13) データベースの自動起動の設定

(14) クライアントの接続設定

○:実施

-:不要

*1:
マルチサーバ運用も含みます。

*2:
オンラインバックアップ機能を使用する場合のみ実施します。

注意

FTPを利用して、データベースサーバにスクリプトを転送する場合は、必ずバイナリモードで転送してください。