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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド

2.5 Oracle(帳票管理サーバがWindows)の場合

帳票管理サーバがWindowsでList Manager管理データベースにOracleを使用する場合の環境構築について、説明します。

⇒ ここでは、手順の概略を説明しています。Oracleデータベースの環境設定の詳細は、Oracleシステムのマニュアルを参照してください。

List Manager管理データベースの環境設定は、Administrators権限で行います。

注意

  • Oracleデータベースの環境設定ではOracle 19cを基本に説明していますが、詳細は、Oracleシステムのマニュアルを参照して手順を確認してください。

  • リカバリ構成、プロセス数、キャラクタ・セット、ユーザ名以外の項目については、運用によって変更しても問題ありません。

なお、Oracleを使用する場合は、オンラインバックアップ機能を利用して、トラブルなどに備えた資源のバックアップを行うことができます。

⇒ オンラインバックアップ機能の概要については、“オンラインバックアップ機能とは”を参照してください。


以下の手順で、List Manager管理データベースを構築します。

List Manager管理データベース環境の構築完了後は、“第3章 帳票管理サーバの環境構築”からセットアップを継続してください。

List Manager管理データベースの運用パターンごとに構築を実施するマシンが、以下のように異なります。

手順

設定内容

List Manager管理データベースを帳票管理サーバで運用する場合

List Manager管理データベースを帳票管理サーバとは別マシンで運用する場合(*1)

帳票管理サーバ

データベースサーバ

(1)

ディスクスペースの見積もり

(2)

フォルダの作成

(3)

リスナーの作成

(4)

データベースの作成

(5)

リスナーの設定

(6)

ユーザの作成

(7)

サービス・ネーミングの設定

(8)

Windowsファイアーウォールの設定

(9)

表領域の作成

(10)

List Manager管理データベースのテーブルの作成と動作確認

(11)

Oracleクライアントの接続設定

○:実施
-:不要

*1:
マルチサーバ運用も含みます。