帳票管理サーバがLinuxでList Manager 管理データベースにSymfowareを使用する場合の環境構築について、説明します。
以下の手順で、List Manager 管理データベースを構築します。
List Manager 管理データベースの運用パターンごとに構築を実施するマシンが、以下のように異なります。
設定内容 | List Manager管理データベースを帳票管理サーバで運用する場合 | List Manager管理データベースを帳票管理サーバとは別マシンで運用する場合(*1) | |
---|---|---|---|
帳票管理サーバ | データベースサーバ | ||
(1) ディスクスペースの見積もり | ○ | - | ○ |
(2) カーネルパラメーターの編集 | ○ | - | ○ |
(3) パーティションの作成 | ○ | - | ○ |
(4) ディレクトリの作成 | ○ | - | ○ |
(5) RDB構成パラメタファイルの編集 | ○ | - | ○ |
(6) ポート番号の定義 | ○ | - | ○ |
(7) システム用の動作環境ファイルの転送 | - | - | ○ |
(8) システム用の動作環境ファイルの編集 | - | - | ○(*2) |
(9) デフォルト共用バッファ定義ファイルの転送 | - | - | ○ |
(10) List Manager 管理データベースの作成(データベース構築スクリプトの実行) | ○ | - | ○ |
(11) データベースの自動起動の設定 | ○ | - | ○ |
(12) List Manager 管理データベースの接続設定 | ○ | ○ | - |
○:実施
-:不要
*1:
マルチサーバ運用も含みます。
*2:
マルチサーバ運用の場合に編集します。
注意
環境構築に必要なファイルを、FTPを利用してデータベースサーバに転送する場合は、必ずバイナリモードで転送してください。
データベースの環境構築は、システム管理者権限で行います。
ファイルを複写または転送する場合、複写/転送先には、複写/転送元と同じ権限が必要です。
オペレーティングシステムにログインするときのユーザ名は、12文字以内で作成します。12文字を超えたユーザ名を使用した場合、誤動作することがあります。