帳票管理サーバがWindowsでList Manager管理データベースにSymfowareを使用する場合の環境構築について説明します。
List Manager管理データベースの環境設定は、Administrators権限で行います。
以下の手順で、List Manager管理データベースを構築します。
List Manager管理データベースの運用パターンごとに構築を実施するマシンが、以下のように異なります。
手順 | 設定内容 | List Manager管理データベースを帳票管理サーバで運用する場合 | List Manager管理データベースを帳票管理サーバとは別マシンで運用する場合(*1) | |
---|---|---|---|---|
帳票管理サーバ | データベースサーバ | |||
(1) | ディスクスペースの見積もり | ○ | - | ○ |
(2) | List Manager管理データベースの作成(データベース構築スクリプトの実行) | ○ | - | ○ |
(3) | システム用の動作環境ファイルの編集(マルチサーバ運用のみ) | - | - | ○(*2) |
(4) | Windowsファイアーウォールの設定 | - | ○ | ○ |
(5) | List Manager 管理データベースの接続設定 | ○ | ○ | - |
(6) | List Managerのサービスの自動起動の設定 | ○ | ○ | ○ |
○:実施
-:不要
*1:
マルチサーバ運用も含みます。
*2:
マルチサーバ運用の場合に編集します。
注意
List Manager管理データベースにSymfowareを使用する場合、以下の点に注意してください。
ファイルを複写または転送して使用する場合は、複写/転送先には、複写/転送元と同じ権限が必要です。
帳票管理サーバとList Manager管理データベースを別マシンで運用する場合、List Managerの運用中に帳票管理サーバのシステム時刻を変更しないでください。システム時刻を変更するとデータベース接続エラーが発生する場合があります。この場合、システム時刻を変更する前に起動していたList Managerのサービス、操作画面/帳票ブラウザのGlassFish Serverクラスター、およびSymfowareを利用するその他のアプリケーションすべてを再起動する必要があります。