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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能スタートガイド

2.1 帳票登録機能

ユーザアプリケーションの実行により帳票配信・出力に必要な資源を準備し、それらの情報を帳票管理サーバに登録する機能です。登録後、ユーザアプリケーションの指定または帳票管理機能での操作にしたがって、配信・出力されます。

登録される帳票データ(帳票の出力に必要な、入力データやアプリケーションの属性などの情報)をまとめたファイルのことを「帳票データファイル」といいます。

以下に、帳票の登録と配信・出力処理について説明します。

帳票の登録

ユーザアプリケーションを実行すると、ユーザアプリケーションの指定にしたがって帳票が生成されます。その後、生成された帳票の情報や配信・出力に関する情報がList Manager管理データベースに登録(格納)されます。これら一連の処理を「帳票の登録」といいます。

帳票の登録が行われた時点で、帳票一覧画面での帳票の出力状態は「登録」となります。

帳票の出力状態については、以下を参照してください。
⇒“2.6.2.1 帳票の一覧表示

登録した帳票の配信・出力

登録した帳票の配信・出力を開始するには、帳票管理機能で帳票の出力を指示します。

帳票管理機能の帳票の出力については、以下を参照してください。
⇒“2.6.2.6 帳票の出力


以下に、バッチ業務などで夜間に帳票を生成し、帳票管理サーバで帳票の登録のみを行い、翌日に帳票を出力する例について示します。

                1) ユーザアプリケーションで「帳票作成後の出力指定」に「出力しません」を指定します。
                2) 夜間に、帳票管理サーバ上のユーザアプリケーションを実行します。
                   ⇒帳票管理サーバ上で帳票の登録だけが行われます。
                3) 翌日に、帳票管理機能で帳票の出力を指示します。
                   ⇒帳票の配信・出力処理が開始されます。

ポイント

帳票の登録時、同時に帳票の配信・出力を行うことができます。
この場合、帳票登録時に、ユーザアプリケーションで「帳票作成後の出力指定」に「出力します」を指定する必要があります。