List Managerにおける各種サーバの役割と位置付けについて説明します。
「List Manager管理データベース」に登録されている情報にしたがい帳票資源や出力先の情報を管理し、帳票の生成および配信を行うサーバです。
帳票管理サーバには、以下のいずれかの製品が必要です。
List Works Enterprise Extended Edition for Modernization
List Works Enterprise Edition
List Works Standard Edition
本サーバには、以下のコンポーネントが含まれます。
List Manager
運用形態については、以下を参照してください。
⇒“第3章 運用形態”
ユーザアプリケーションが動作するサーバです。
List Managerでは、帳票管理サーバと別サーバにユーザアプリケーションを配置し、別サーバの資源を利用して帳票を配信・出力する運用もサポートしています。
Webアプリケーションサーバ
Webクライアントとの処理を仲介し、List Managerの帳票出力や帳票の管理操作の実行環境を提供するサーバです。
帳票管理サーバから配信された帳票を、実際に出力するサーバです。
帳票出力サーバには、以下のいずれかの製品/モジュールが必要です。
List Works Print Agent
List Works Workstation
本サーバには、以下のコンポーネントが含まれます。
List Manager Agent
以下に、List Works Print Agent/List Works Workstationの機能を説明します。
Webブラウザからの帳票出力や帳票の管理操作を行うクライアント端末です。
Webクライアントには、List CreatorのWebプラグインまたはAdobe Readerのいずれかが必要です。
List Works Print Agentでの帳票の印刷時にエラーが発生した場合に、印刷エラーのメッセージが通知されるクライアント端末です。
メッセージ通知クライアントには、以下のコンポーネントが入ります。
Message Client
ポイント
List Works Print Agentには、Message Client(メッセージ通知機能)が包含されているため、帳票出力サーバをメッセージ通知クライアントとして運用することもできます。