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PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.7

H.3.1 ライブマイグレーション操作を行う場合

RHOSP環境でライブマイグレーションを行う際に必要な操作について説明します。

注意

  • ライブマイグレーション実施中は、クラスタシステムの切替えは行われません。

  • クラスタシステムの切替え中には、マイグレーション操作を行わないでください。

H.3.1.1 ライブマイグレーション前の操作

RHOSP環境でライブマイグレーションを行う前の操作について説明します。

  1. シャットダウン機構の停止

    全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構を停止します。

    # sdtool -e
  2. CFハートビートのタイムアウト検出時間の変更

    全ノードでCFハートビートのタイムアウト検出時間を600秒に変更します。

    操作方法の詳細は、“11.3.1 CFハートビートのタイムアウト検出時間の変更”を参照してください。

H.3.1.2 ライブマイグレーション後の操作

RHOSP環境でライブマイグレーションを行った後の操作について説明します。

  1. CFハートビートのタイムアウト検出時間の変更

    全ノードでCFハートビートのタイムアウト検出時間を10秒に戻します。

    操作方法の詳細は、“11.3.1 CFハートビートのタイムアウト検出時間の変更”を参照してください。

  2. シャットダウン機構の起動

    全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構を起動します。

    # sdtool -b
  3. シャットダウン機構の状態確認

    全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構が正常に動作していることを確認します。

    # sdtool -s