RHOSP環境でライブマイグレーションを行う際に必要な操作について説明します。
注意
ライブマイグレーション実施中は、クラスタシステムの切替えは行われません。
クラスタシステムの切替え中には、マイグレーション操作を行わないでください。
RHOSP環境でライブマイグレーションを行う前の操作について説明します。
シャットダウン機構の停止
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構を停止します。
# sdtool -e
CFハートビートのタイムアウト検出時間の変更
全ノードでCFハートビートのタイムアウト検出時間を600秒に変更します。
操作方法の詳細は、“11.3.1 CFハートビートのタイムアウト検出時間の変更”を参照してください。
RHOSP環境でライブマイグレーションを行った後の操作について説明します。
CFハートビートのタイムアウト検出時間の変更
全ノードでCFハートビートのタイムアウト検出時間を10秒に戻します。
操作方法の詳細は、“11.3.1 CFハートビートのタイムアウト検出時間の変更”を参照してください。
シャットダウン機構の起動
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構を起動します。
# sdtool -b
シャットダウン機構の状態確認
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構が正常に動作していることを確認します。
# sdtool -s