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PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.7

10.2.2 userApplicationの削除

userApplicationを削除する手順について説明します。

注意

  • userApplicationを削除すると、userApplicationに登録されている、すべてのリソースも削除されます。

  • 削除するuserApplicationにGdsリソースが登録されている場合には、あわせてGdsボリュームをonline状態に設定しておいてください。設定方法の詳細は、“10.5.1 Gdsリソース削除時の設定”を参照してください。

◆操作手順

  1. いずれかのクラスタノードにログインし、システム管理者権限になります。

  2. RMS Wizardを起動します。

    hvw -n configuration file コマンドを実行します。“configuration file”には、削除するuserApplicationが定義されているconfigurationファイル名を指定してください。

    configurationファイル名(testconf)としてRMS Wizardを起動する例:

    # /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvw -n testconf
  3. “Main configuration menu”の“Application-Remove”を選択します。

  4. “Application selection menu”で削除するuserApplicationを選択します。

    以下は、APP2を選択した例です。

    userApplication選択後に表示される以下のメッセージにyesを入力します。

    注意

    スケーラブル運用のクラスタアプリケーションの構成要素となるスタンバイ運用のクラスタアプリケーションを削除する場合、スタンバイ運用のクラスタアプリケーション削除後、Controllerのリソースの変更を行ってください。Controllerのリソースの変更は、“10.3 クラスタアプリケーションの変更”を参照してください。

  5. “Main configuration menu”の“Configuration-Generate”を選択します。

  6. “Main configuration menu”の“Configuration-Activate”を選択します。

  7. “Main configuration menu”の“QUIT”を選択し、RMS Wizardを終了します。

    注意

    すべてのuserApplicationを削除した場合は、以降の手順の実施は不要です。

  8. PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスのチェックを行います。

    クラスタシステムを構成する1ノードで以下のコマンドを実行してください。

    PRIMECLUSTER Wizard for NASを使用している場合は、実行不要です。

    # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrwzconfig -c
  9. PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスのチェックの結果、clrwzconfigコマンドが8050番のメッセージを出力した場合、PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスを再登録します。

    クラスタシステムを構成する1ノードで以下のコマンドを実行してください。

    PRIMECLUSTER Wizard for NASを使用している場合は、実行不要です。

    # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrwzconfig