ページの先頭行へ戻る
PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.7

6.3.1 システムディスクのミラー設定

システムディスクをミラーリングする場合は、以下の設定を行います。

各項目に設定する値は、PRIMECLUSTER デザインシートの“セットアップ (GDSシステムディスクミラー)”に対応します。なお、操作手順の中ではPRIMECLUSTER デザインシートの“セットアップ (GDSシステムディスクミラー) ”をデザインシートと略します。

参照

設定の詳細については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”の“システムディスクミラーリングの設定【EFI】”を参照してください。

注意

KVM環境でGDSによるゲストOSのシステムディスクのミラーリングを行う場合は、管理OSで作成したローカルクラスまたは共用クラスのミラーボリュームをゲストOSに設定する必要があります。管理OSの設定については、以下を参照してください。

設定の詳細については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。

◆操作手順

  1. Web-Based Admin Viewのトップ画面で<Global Disk Services>を選択します。

    GDS運用管理ビュー(以降、メイン画面)が表示されます。

  2. システムディスクのミラー設定を行うノードをGDS構成ツリーから選択し、[設定]-[システムディスク設定]メニューを選択します。
    選択したノードのミラー対象ディスク一覧が表示されます。

    システムディスク(デザインシートの「物理ディスク名」)を選択し、<次へ>をクリックします。

  3. ルートクラスのクラス名を設定します。

    ルートクラスのクラス名(デザインシートの「クラス名」)を入力し、<次へ>をクリックします。

    注意

    各クラスタノードでルートクラスのクラス名が重ならないように指定してください。

  4. グループ構成ディスクを選択します。

    「グループ名」(デザインシートの「グループ名」)を入力後、「物理ディスク一覧」からシステムディスクの「ミラー対象ディスク」(デザインシートの「ミラーディスク名」)を選択し、<追加>をクリックします。
    「グループ構成ディスク」に選択した「ミラー対象ディスク」が表示されていることを確認し、<次へ>をクリックします。

  5. 物理ディスク一覧からスペアディスク(デザインシートの「スペアディスク」)を選択し、<追加>をクリックします。
    選択したスペアディスクが「スペアディスク」に登録されていることを確認後、<次へ>をクリックします。
    スペアディスクの設定が不要な場合は、手順6.へ進みます。

  6. システムディスク構成を確認します。

    物理ディスク名とミラーディスク名を確認し、<作成>をクリックします。

    システムディスクの作成完了後、以下の画面が表示されます。
    内容を確認後、<確認>をクリックします。

    同様に、primecl02のシステムディスクのミラー設定を行います。

    全ノードで設定完了後、全ノードのシステムを再起動してください。