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Symfoware Server V12.6.0 セットアップガイド
FUJITSU Software

E.4 監査ログ運用を行う場合

ディスク装置に配置するSymfoware/RDBの資源には、以下のものがあります。

上記資源の配置についての基本的な考え方は、以下のとおりです。

以上から、理想の配置は以下のようになります。

しかし、上記配置を実現するには物理ディスクの絶対数が“6+5+5×ユーザロググループ数”以上必要です。

また、物理ディスクの容量を有効に使用することができないため、以下の配置をベースに検討することをお勧めします。

PCIe Flashを利用する場合の資源配置の考え方も、基本的には同様です。しかし、PCIe Flashは高性能ですが、ご利用の環境によって使用できるPCIe Flashの数に限りがある場合があります。そこで、以下の考え方で資源を配置することを推奨しています。

また、ログのI/Oの負荷分散による実行性能の向上を目的にスケーラブルログ運用を行う場合は、ロググループごとに資源を別のPCIe Flash上に配置することを推奨します。

以上から、以下の配置をベースに検討することをお勧めします。