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Systemwalker Cloud Business Service Management V1.4.0 ITサービス管理 管理者ガイド

10.2.1 運用分析ダッシュボードの接続先を変更した場合

管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレスや、運用分析ダッシュボードのWebコンソールのポート番号、通信方式(HTTPS通信)の変更を反映します。

事前の確認

手順の中で、変更対象として記載されている以下のパラメーターを確認してください。

管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレス

ホスト名を指定する場合は、名前解決ができることを確認してください。

Webコンソールで利用されるURLに埋め込まれるため、ブラウザからアクセスできる値を指定してください(localhostなどローカルループバックアドレスは指定しないでください)。

<運用分析ダッシュボードの接続先>

以下の形式で指定してください。

スキーム://管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレス:運用分析ダッシュボード機能のWebコンソールのポート番号

運用分析ダッシュボードのWebコンソールをHTTPS通信に変更した場合は、スキームに「https」を指定してください。それ以外の場合は「http」を指定します。

例)

https://192.168.0.1:18330

手順

  1. 9.1.2 ITサービス管理で受信メールの設定を行う」で設定した[ポストマスター・フィルタ]のメールヘッダ[X-OTRS-Dashboard]を変更します。

    1. 管理者権限を持つ運用者でWebコンソール(運用者/管理者用)にログインします。

    2. [管理]画面の[メール設定]欄の[ポストマスター・フィルタ]をクリックします。

    3. 一覧から、「9.1.2 ITサービス管理で受信メールの設定を行う」で設定した[ポストマスター・フィルタ]の定義を開きます。

    4. 以下の項目を変更し、[送信]をクリックします。

      • メールヘッダを設定

        メールヘッダを設定

        値を設定

        X-OTRS-Dashboard

        <運用分析ダッシュボードの接続先>

  2. Webservice定義に設定されている管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレス​を変更します。

    以下のウェブサービスに設定されている運用分析ダッシュボードのITサービス管理連携機能の接続先を変更します。

    • ElasticSearchLinker

    • ElasticSearchLinkerForCluster

    • ElasticSearchLinkerForDoc

    • DocumentDownloader

    1. 管理者権限を持つ運用者でWebコンソール(運用者/管理者用)にログインします。

    2. [管理]画面の[システム管理]欄の[Webサービス]をクリックします。

    3. 管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレスの設定を変更します。

      変更が必要なウェブサービスすべてに対して以下を実施します。

      1. [ウェブサービス一覧]から変更が必要なウェブサービスを選択します。

      2. [リクエスターとしてのOTRS]欄にある[ネットワーク・トランスポート]右の[設定]ボタンをクリックします。

      3. [ホスト]欄に、運用分析ダッシュボードのITサービス管理連携機能の接続先が以下の形式で設定されています。このうち、管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレスの値を変更します。

        http://管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレス:運用分析ダッシュボードのITサービス管理連携機能のポート番号

        例)

        http://192.168.0.1:18334
      4. [保存して終了]をクリックします。

      5. [保存]欄の[保存して終了]をクリックします。