管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレスや、運用分析ダッシュボードのWebコンソールのポート番号、通信方式(HTTPS通信)の変更を反映します。
事前の確認
手順の中で、変更対象として記載されている以下のパラメーターを確認してください。
ホスト名を指定する場合は、名前解決ができることを確認してください。
Webコンソールで利用されるURLに埋め込まれるため、ブラウザからアクセスできる値を指定してください(localhostなどローカルループバックアドレスは指定しないでください)。
以下の形式で指定してください。
スキーム://管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレス:運用分析ダッシュボード機能のWebコンソールのポート番号
運用分析ダッシュボードのWebコンソールをHTTPS通信に変更した場合は、スキームに「https」を指定してください。それ以外の場合は「http」を指定します。
例)
https://192.168.0.1:18330
手順
「9.1.2 ITサービス管理で受信メールの設定を行う」で設定した[ポストマスター・フィルタ]のメールヘッダ[X-OTRS-Dashboard]を変更します。
管理者権限を持つ運用者でWebコンソール(運用者/管理者用)にログインします。
[管理]画面の[メール設定]欄の[ポストマスター・フィルタ]をクリックします。
一覧から、「9.1.2 ITサービス管理で受信メールの設定を行う」で設定した[ポストマスター・フィルタ]の定義を開きます。
以下の項目を変更し、[送信]をクリックします。
メールヘッダを設定
メールヘッダを設定 | 値を設定 |
---|---|
X-OTRS-Dashboard | <運用分析ダッシュボードの接続先> |
Webservice定義に設定されている管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレスを変更します。
以下のウェブサービスに設定されている運用分析ダッシュボードのITサービス管理連携機能の接続先を変更します。
ElasticSearchLinker
ElasticSearchLinkerForCluster
ElasticSearchLinkerForDoc
DocumentDownloader
管理者権限を持つ運用者でWebコンソール(運用者/管理者用)にログインします。
[管理]画面の[システム管理]欄の[Webサービス]をクリックします。
管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレスの設定を変更します。
変更が必要なウェブサービスすべてに対して以下を実施します。
[ウェブサービス一覧]から変更が必要なウェブサービスを選択します。
[リクエスターとしてのOTRS]欄にある[ネットワーク・トランスポート]右の[設定]ボタンをクリックします。
[ホスト]欄に、運用分析ダッシュボードのITサービス管理連携機能の接続先が以下の形式で設定されています。このうち、管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレスの値を変更します。
http://管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレス:運用分析ダッシュボードのITサービス管理連携機能のポート番号 例) http://192.168.0.1:18334 |
[保存して終了]をクリックします。
[保存]欄の[保存して終了]をクリックします。