記事に補完する定型文と添付ファイルの定義を追加します。
事前の確認
テンプレートの追加には、テンプレートの作成と、テンプレートとフォルダーの関連付けが必要です。
また、テンプレートとして添付ファイルを利用する場合は、添付ファイル定義の追加と添付ファイルとテンプレートの関連付けも必要です。
手順
テンプレートを作成します。
管理者権限を持つユーザーでWebコンソール(運用者/管理者用)にログインします。
ナビゲーション・バーの[管理]をクリックします。
[テンプレート設定]の[テンプレート]をクリックします。
[テンプレートを追加]をクリックします。
以下のフィールドに値を入力し、[送信]をクリックします。
利用できる文字数、文字種は、「D.1 運用設定の項目の利用可能な文字数」を参照してください。
フィールド名 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
タイプ | ○ | テンプレートのタイプを設定します。 設定値に対応する操作で、テンプレートが利用できるようになります。 |
名前 | ○ | テンプレートの名前を設定します。 利用時に、セレクトボックスに表示される表示名です。 同じ名前のテンプレート定義は追加できません。 |
件名 | × | 記事の件名へ補完される文字列を設定します。 タグを利用することができます。 |
テンプレート | × | 記事の本文へ補完される文字列を設定します。 |
添付ファイル | × | テンプレートに関連付ける添付ファイルを選択します。 本項目で添付ファイルを選択するためには 、手順3.を実施する必要があります。 |
有効/無効 | ○ | テンプレートの有効/無効を設定します。 利用する場合は、有効を選択してください。 |
コメント | × | テンプレートに対するコメントを設定します。 |
回答候補の自動提示機能を利用している場合は、[テンプレート]に設定する文字列に以下のタグを使用できます。以下のタグを使用することで、回答文章として引用するときに、回答候補のデータを埋め込むことができます。
<OTRS_XITSM_LinkData_*>:回答候補のデータを埋め込むオプション
オプションの「*」に以下の文字列を当てはめて使用します。
項目 | 文字列 | 備考 |
---|---|---|
回答候補のチケットID | TicketID | 回答候補がナレッジの場合、「-」になります。 |
回答候補のナレッジID | FAQID | 回答候補がチケットの場合、「-」になります。 |
回答候補のURL | URL | |
回答候補の質問/現象 | Field1 | |
回答候補の原因 | Field2 | |
回答候補の対処 | Field3 |
必要なテンプレートの数だけ、手順d.と手順e.を繰り返し実施します。
テンプレートとフォルダーを関連付けます。
ナビゲーション・バーの[管理]をクリックします。
[テンプレート設定]の[テンプレート <-> フォルダー]をクリックします。
[フォルダー]リストから関連付けるフォルダーをクリックします。
フォルダーに関連付けるテンプレートについて、チェックを入れ、[送信]をクリックします。
添付ファイルを補完する場合は、添付ファイル定義を追加します。
ナビゲーション・バーの[管理]をクリックします。
[テンプレート設定]の[添付ファイル]をクリックします。
[添付ファイルを追加]をクリックします。
以下のフィールドに値を入力します。
利用できる文字数、文字種は、「D.1 運用設定の項目の利用可能な文字数」を参照してください。
フィールド名 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
名前 | ○ | 添付ファイル定義の名前を設定します。利用時にセレクトボックスに表示される表示名になります。 同じ名前の添付ファイル定義は追加できません。 |
添付ファイル | ○ | 記事の添付ファイルへ補完される添付ファイルを設定します。 添付ファイルのサイズは、1Byte以上、23MB以下です。 |
有効/無効 | ○ | 添付ファイル定義の有効/無効を設定します。利用する場合は、有効を選択してください。 |
コメント | × | 添付ファイル定義に対するコメントを設定します。 |
[参照...]または[このファイルを選択]をクリックし、添付ファイルとして登録するファイルを開きます。
[送信]をクリックします。
添付ファイルとテンプレートを関連付けます。
ナビゲーション・バーの[管理]をクリックします。
[テンプレート設定]の[添付ファイル <-> テンプレート]をクリックします。
追加対象のテンプレートをクリックします。
追加する添付ファイルのチェックを入れ、[送信]をクリックします。