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Linkexpress Replication optionV5.0L25 コマンドリファレンス

6.1.1 DRサーバ環境ファイル

DRサーバ環境ファイルは、複写先システムと連携するDRレプリケーションのコマンドにおいて、両システムのサーバ情報を定義するファイルです。本ファイルは、以下のコマンドで使用します。

DRサーバ環境ファイルに記述する情報を以下に示します。

パラメタ名

説明

省略の可否

SERVER1

複写元システムのサーバ名を指定します。
サーバ名は、両システムの/etc/hostsに、ホスト名として設定されている必要があります。

不可

USER1

DRレプリケーションのコマンドまたはDRレプリケーション業務を実行する複写元システムにおけるDRレプリケーション管理者のユーザ名を指定します。

不可

PASSWD1

USER1に指定したユーザ名のパスワードを指定します。

不可

SERVER2

複写先システムのサーバ名を指定します。
サーバ名は、両システムの/etc/hostsに、ホスト名として設定されている必要があります。

不可

USER2

複写先システムのサーバにログインでき、複写先システムで、DRレプリケーションのコマンドまたはDRレプリケーション業務を実行する複写先システムにおけるDRレプリケーション管理者のユーザ名を指定します。
省略した場合は、USER1の指定値と同じとみなします。

PASSWD2

USER2に指定したユーザ名のパスワードを指定します。
省略した場合は、PASSWD1の指定値と同じとみなします。

RDBNAME2

複写先システムのRDBシステム名を指定します。
省略した場合は、複写元システムのRDBシステム名と同じとみなします。

APPL

Linkexpressのネットワーク定義を使用する場合、ネットワーク定義に指定した応用プログラム名を指定します。
Linkexpressのネットワーク定義簡易化機能を利用する場合は、本パラメタは省略します(省略した場合は、@_LEXPJBを採用します)。

記述形式を以下に示します。

# コメント
パラメタ名 = 値
パラメタ名 = 値
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