テンポラリログファイルの見積り
複写先システムのSymfoware Serverのテンポラリログファイルの容量は、反映常駐スレッドの多重度数とトランザクション結合数を考慮する必要があります。
以下に、複写先システムのテンポラリログファイルの見積り方法について説明します。
同時に実行するトランザクション数の最大値(最大の多重度)
RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタの反映常駐スレッド数に指定する値以上を指定してください。
コマンドキャンセル(SQL文単位のキャンセル)を含むコミットトランザクションの割合
1を指定してください。
BIログ域サイズ
Symfoware ServerのBIログ量に以下の追加ログ量を加えてください。
追加ログ量 = (BC管理DBの反映状態管理情報のレコード長(1078バイト)+100) × 複写元システムのトランザクション内で更新するDSI数 ÷ RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタに指定したトランザクション結合数
AIログ域サイズ
Symfoware Serverの表更新のAIログ量に以下の追加ログ量を加えてください。
追加ログ量 = (BC管理DBの反映状態管理情報のレコード長(1078バイト)+100) × 複写元システムのトランザクション内で更新するDSI数 ÷ RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタに指定したトランザクション結合数
トランザクションの更新ログ量の最大値
トランザクションの更新ログ量の最大値(バイト数)にRLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタのトランザクション結合数を乗算してください。
注意
RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタの反映常駐スレッド数またはトランザクション結合数を変更した場合は、複写先システムのテンポラリログファイルの再見積りを行ってください。
参照
Symfoware Serverのテンポラリログファイルの見積り式については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。