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Linkexpress Replication optionV5.0L25 システム設計ガイド

6.2.4 DRレプリケーションの監視

BC構成パラメタファイルのRLC_FULLを省略または“WAIT”を指定している場合、RLCファイルが満杯になると、RLCファイルに空きができるまで利用者プログラムは無応答状態になります。

このような事態に陥らないよう、両システムで定期的に以下を監視してください。

RLCファイルが満杯になる主な原因は以下です。

直接原因

説明

RERUNログ取得業務が起動されていない

RLCファイルが退避されず、RLCファイルが満杯になります。

複写元システムのRLC退避ファイルの配置先ディスクに空きがない

以下の場合に、RLC退避ファイルが蓄積し、配置先ディスクが満杯になるので、それに伴いRLCファイルが満杯になります。

  • RERUNログ転送業務がエラーとなっている。(注)

  • RERUNログ転送業務が起動されてない。

  • Linkexpressが起動されてない。

  • RLC退避ファイルの配置先ディスク容量が小さい。

  注)  RERUNログ転送業務のエラー原因には、主に以下があります。