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Linkexpress Replication optionV5.0L25 スタートガイド

2.1.1 事前準備

事前準備について説明します。

2.1.1.1 ディスク容量の確保

レプリケーションを構築するために必要なディスクをサーバ管理者が事前に準備します。必要な容量は、表に格納されているデータ量や単位時間辺りの差分データ量に依存しますが、本モデルでは約2.5Gバイト以上必要です。

2.1.1.2 ディレクトリの作成

確保したディスクに以下のディレクトリをOSのコマンドにより作成します。

/lnkrep
/lnkrep/core
/lnkrep/defmng

これらのディレクトリには、レプリケーションを構築するデータベースの管理者および表の作成者に対して、ディレクトリやファイルを作成および削除できるOSの権限を付与します。

2.1.1.3 両システムでのデータベース環境の確認

データベースの管理者が複写元システムおよび複写先システムで以下が行われていることを確認します。

Solarisなお、Solarisの場合、Symfoware Serverのインスタンスを起動する際の環境変数LD_LIBRARY_PATH_64について、“/usr/ucblib/sparcv9”を追加で指定してください。

2.1.1.4 環境変数の設定

サーバ管理者およびデータベースの管理者が実行するシェルスクリプトに対して、以下の環境変数を追加で設定します。