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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

2.3.80 ServiceNow連携定義ファイル

ファイル名

sn_config

使用用途

swsn_increg(ServiceNowインシデント登録コマンド)で使用するパラメタを定義します。

格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER\mpaosfsv\base\etc\snrep

運用管理サーバでクラスタ運用されている場合は、以下になります。

共有ディスク上のSystemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER\mpaosfsv\base\etc\snrep

Linux

/etc/opt/FJSVfwaos/snrep

ファイル形式

[COMMON]

キー名=値

[REPORTER]

キー名=値

パラメタ

[COMMON]セクションで設定できるキー名を以下に示します。

キー名

属性

デフォルト値

範囲

意味

INSTANCE_URL

必須

(なし)

-

リクエスト発行先インスタンスのURLを指定します。

例)
https://NameOfInstance.service-now.com

[REPORTER]セクションで設定できるキー名を以下に示します。

キー名

属性

デフォルト値

範囲

意味

INCIDENT_CALLER_ID

任意

(なし)

0~40

登録するインシデントのCallerに設定するUser IDを指定します。

User IDは、ServiceNow側で登録済のUser IDを半角英数字/半角記号で指定します。

範囲の単位はバイトです。

指定しない場合、および、存在しないUser IDが指定された場合、Callerは空欄となります。

<補足>

ServiceNowのIncidents画面のCallerにはUser IDではなく、指定したUser IDのNameが表示されます。

REPORTER_LOG_LEVEL

任意

INFO

-

ログファイルへ出力するログレベルとして以下のいずれかを指定します。

・INFO(デフォルト)

・WARNING

・ERROR

上記以外が指定された場合、INFOとして動作します。

設定した値に応じて以下のログが出力されます。

ログレベルがINFOの場合

INFO、WARNING、ERRORログを出力

ログレベルがWARNINGの場合

WARNING、ERRORログを出力

ログレベルがERRORの場合

ERRORログを出力

MAX_BYTE

任意

300

100~3000

ログファイル1つあたりの最大容量をKB単位で指定します。ログファイルの容量が指定した値を超える場合、ロールオーバーが実行されます。

BACKUP_COUNT

任意

5

3~10

バックアップとして保持するログファイルの最大数を指定します。

ロールオーバー時に古いログファイルに ".1", ".2" といった拡張子を追加して保存されます。拡張子の数字が大きいほど古いログファイルであることを表します。

バックアップログファイルの数が指定した値を超える場合、一番古いバックアップログファイルが削除され新規のログファイルが作成されます。

参照

swsn_increg(ServiceNowインデント登録コマンド)

注意事項

使用例

[COMMON]

INSTANCE_URL=https://NameOfInstance.service-now.com

[REPORTER]

INCIDENT_CALLER_ID=user

REPORTER_LOG_LEVEL=INFO

MAX_BYTE=1000

BACKUP_COUNT=5