ファイル名
sn_config
使用用途
swsn_increg(ServiceNowインシデント登録コマンド)で使用するパラメタを定義します。
格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER\mpaosfsv\base\etc\snrep 運用管理サーバでクラスタ運用されている場合は、以下になります。 共有ディスク上のSystemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER\mpaosfsv\base\etc\snrep |
Linux | /etc/opt/FJSVfwaos/snrep |
ファイル形式
[COMMON] キー名=値 … [REPORTER] キー名=値 … |
パラメタ
[COMMON]セクションで設定できるキー名を以下に示します。
キー名 | 属性 | デフォルト値 | 範囲 | 意味 |
---|---|---|---|---|
INSTANCE_URL | 必須 | (なし) | - | リクエスト発行先インスタンスのURLを指定します。 例) |
[REPORTER]セクションで設定できるキー名を以下に示します。
キー名 | 属性 | デフォルト値 | 範囲 | 意味 |
---|---|---|---|---|
INCIDENT_CALLER_ID | 任意 | (なし) | 0~40 | 登録するインシデントのCallerに設定するUser IDを指定します。 User IDは、ServiceNow側で登録済のUser IDを半角英数字/半角記号で指定します。 範囲の単位はバイトです。 指定しない場合、および、存在しないUser IDが指定された場合、Callerは空欄となります。 <補足> ServiceNowのIncidents画面のCallerにはUser IDではなく、指定したUser IDのNameが表示されます。 |
REPORTER_LOG_LEVEL | 任意 | INFO | - | ログファイルへ出力するログレベルとして以下のいずれかを指定します。 ・INFO(デフォルト) ・WARNING ・ERROR 上記以外が指定された場合、INFOとして動作します。 設定した値に応じて以下のログが出力されます。 ログレベルがINFOの場合: INFO、WARNING、ERRORログを出力 ログレベルがWARNINGの場合: WARNING、ERRORログを出力 ログレベルがERRORの場合: ERRORログを出力 |
MAX_BYTE | 任意 | 300 | 100~3000 | ログファイル1つあたりの最大容量をKB単位で指定します。ログファイルの容量が指定した値を超える場合、ロールオーバーが実行されます。 |
BACKUP_COUNT | 任意 | 5 | 3~10 | バックアップとして保持するログファイルの最大数を指定します。 ロールオーバー時に古いログファイルに ".1", ".2" といった拡張子を追加して保存されます。拡張子の数字が大きいほど古いログファイルであることを表します。 バックアップログファイルの数が指定した値を超える場合、一番古いバックアップログファイルが削除され新規のログファイルが作成されます。 |
参照
注意事項
以下のキーの設定に関わらず、ERRORログは標準エラー出力、およびイベントビューアまたはsyslogにも出力されます。
REPORTER_LOG_LEVEL
本定義ファイルは、バックアップ/リストアの対象です。
使用例
[COMMON] INSTANCE_URL=https://NameOfInstance.service-now.com [REPORTER] INCIDENT_CALLER_ID=user REPORTER_LOG_LEVEL=INFO MAX_BYTE=1000 BACKUP_COUNT=5 |