ファイル名
als_scphosts
使用用途
本ファイルを定義することにより、インストールレス型エージェント監視で、通信方式がSSHの場合の被監視システムへのデプロイ(Systemwalker Centric Managerエージェント機能の配付)に、scpを使用することができます。
格納場所
Linux | /etc/opt/FJSVsals/ |
ファイル形式
HostName |
パラメタ
scpを使用してデプロイする被監視システムのホスト名を、64バイト以内で指定します。
指定するホスト名は、Systemwalkerコンソールの被監視システムのノードプロパティにおいて、[ネットワーク]タブの[ホスト名]に設定されているホスト名を指定してください。
ワイルドカード「*」を指定すると、本定義ファイルが設定された監視サーバが監視する被監視システムすべてが設定されたとみなします。他の行に設定されているホスト名は無視されます。
ホスト名は、300個まで定義することができます。
注意事項
本定義ファイルは、登録する被監視システムを監視する監視サーバ上で設定してください。
また、Red Hat Enterprise Linux 9以降の監視サーバ上へは設定しないでください。
本定義ファイルには、scpを使用してデプロイする被監視システムだけを登録してください。
また、Red Hat Enterprise Linux 9以降のシステムは登録しないでください。
本定義ファイルは、汎用エディタで編集します。
301個目以降のホスト名は無視されます。
行の先頭に「#」記号がある場合は、「#」記号から改行までがコメントになります。
以下は定義できません。
空白、タブ、改行だけの定義
行の先頭に空白、タブが存在する定義
設定値を有効にするには、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。
本定義ファイルは、バックアップ・リストアの対象です。
監視サーバ(運用管理サーバ、部門管理サーバ)がクラスタ環境の場合、本定義ファイルは、運用系で共有ディスク上の Systemwalkerインストールディレクトリに作成してください。
監視サーバが監視する被監視システムを抽出する場合は、以下のコマンドによる出力を利用してください。
mppolgrpadm HOSTGET コマンド
インストールレス監視を設定したポリシーグループの配付先一覧を出力します。
mpalsmlist -l コマンド
インストールレス型監視対象のノード一覧を出力します。
上記の両方に出力されているホスト名が、監視サーバが監視する被監視システムとなります。
使用例
監視サーバが監視する被監視システムごとにscp使用を指定する場合
hostname1 hostname2
監視サーバが監視する被監視システムすべてにscp使用を指定する場合
*