運用管理サーバで異常が発生し復旧するような場合に、運用管理クライアント側から自動的に再接続を行うための定義ファイルです。
ファイル名
Mpbcmdmn.ini
使用用途
運用中に以下の現象が発生した場合、Systemwalkerコンソールを自動的に再起動します。
運用管理サーバのクラスタ切り替え
運用管理サーバの再起動
運用管理サーバと運用管理クライアント間の一時的な通信異常
Systemwalkerコンソールのアプリケーションエラーなどによる強制終了
格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpbcmgui\etc |
ファイル形式
[SUMMARY] キー名=値 キー名=値 ・ ・ ・
パラメタ
[SUMMARY]セクションで設定できるキー名を以下に示します。
キー名 | 省略値 | 範囲 | 単位 | 意味 |
---|---|---|---|---|
COMFIRM | 0 | 0~ | - | 「0」のとき、Systemwalkerコンソールの起動時に[自動再接続]を行うかどうかのメッセージボックスを表示します。「1」のとき、メッセージボックスを表示せず、[自動再接続]を行います。「2」のとき、メッセージボックスを表示せず、[自動再接続]は行いません。 |
CHECK_INTERVAL | 180 | 1~ | 秒 | Systemwalkerコンソール終了後に、Systemwalkerコンソールの起動が可能かどうかを運用管理サ ーバに問い合わせるまでの間隔および問い合わせの結果、起動できない場合に再度問い合わせるまでの間隔を指定します。 |
CHECK_TIMES | 0 | 0~ | 回 | Systemwalkerコンソール終了後に、Systemwalkerコンソールの起動が可能かどうかを運用管理サーバに問い合わせる回数の最大回数を指定します。 指定した回数の問い合わせを行っても、Systemwalkerコンソールの起動が可能でない場合(運用管理サーバと通信できない場合)には、再接続は行いません。「0」を指定した場合、Systemwalkerコンソールが起動可能になるまで繰り返し問い合わせを行います。 |
RECONNECT_TIMES | 0 | 0~ | 回 | Systemwalkerコンソールの再起動の最大リトライ回数を指定します。 |
CONFIG_INTERVAL | 300 | 30~ | 秒 | 本定義ファイルの変更を監視する間隔を指定します。定義ファイルの設定は、異常監視デーモンが指定された間隔でチェックし、変更があれば新しい定義を有効にします。 |
不当な定義がされている場合は0とします。0が範囲外であったら範囲内に丸められます。
同一キー名の定義が複数あった場合、先に定義したものが有効になります。
範囲外の値が定義されている場合は範囲内に丸められます。
注意事項
自動再接続により、Systemwalkerコンソールを再起動した場合、Systemwalkerコンソールの状態は、前回の「終了時の状態保存」で保存した状態で起動されます。
Systemwalkerコンソールが動作するマシンがクラスタシステムの場合は、自動再接続は使用できません。
自動再接続は二重起動ができません。また、自動再接続が動作中に新しくSystemwalkerコンソールを起動することはできません。
Systemwalkerコンソールを起動した場合、監視機能で起動します。