ファイル名
opaclshosts
使用用途
監視対象待機系ノードの定義では、監視対象とする待機系ノードのホスト名の情報を定義します。
定義は、運用系、待機系の両ノードで、クラスタ関係にあるお互いのノードを定義してください。
格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpopagt\etc |
Solaris | /etc/opt/FJSVsagt/ |
ファイル形式
NodeName SwHostName
パラメタ
本パラメタは以下の通り指定します。
監視する待機系ノードのコンピュータ名を指定します。
NodeNameは、128バイト以内で指定します。
監視する待機系ノードのOSのホスト名(注)を指定します。
NodeNameは、128バイト以内で指定します。
/etc/hostsに定義されている、物理IPアドレスに対応したホスト名を指定します。
監視する待機系ノードについてシステム監視の通信環境定義に基づくホスト名(注)を指定します。
SwHostNameは128バイト以内で指定します。
監視する待機系ノードの通信環境定義(自ホスト名)に応じて適切なホスト名を指定します。
参照
注意事項
定義できる待機系ノード数は、1つです。
NodeNameとSwHostNameの間に半角文字で空白またはタブを設定します。
定義は1行で記述します。SwHostNameの後ろは「改行」を設定します。
行の先頭に「#」記号がある場合は、「#」記号から「改行」までがコメントになります。
1行の定義は、512バイト以内で記述します。
本定義ファイルに設定がない場合は、運用管理サーバの待機系監視機能は動作しません。
本定義ファイルには、デフォルト値の設定はありません。
本定義ファイルは、同一システムへのリストアの場合だけがバックアップ・リストアの対象です。(その他の場合は、バックアップ・リストア対象外です。)
本定義ファイルは、汎用エディタで編集します。
【Windows版】
本ファイルに定義した内容は、クラスタサービスの再起動時に有効となります。
【UNIX版】
本ファイルに定義した内容はシステムの再起動または、Systemwalker Centric Manager(運用系だけ)とsyslog連携の再起動時に有効になります。Systemwalker Centric Manager(運用系だけ)の停止/起動方法は、“Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編”を参照してください。syslog連携の停止/起動方法は、stropasyslogコマンドおよびstpopasyslogコマンドを参照してください。
使用例
以下の構成の場合について説明します。
【Windows版】
コンピュータ名
【UNIX版】
OSのホスト名
システム監視の通信環境定義に基づくホスト名
NodeAのクラスタノード定義ファイル
NodeB b
これによって、NodeAが運用系で動作中の場合、待機中のNodeBから転送されてくるメッセージを監視できます。
NodeBのクラスタノード定義ファイル
NodeA a
これによって、NodeBが運用系で動作中の場合、待機中のNodeAから転送されてくるメッセージを監視できます。