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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

2.3.13 Systemwalkerコンソールサービスの定義ファイル

ファイル名

MpBcmSvrConfig.ini

使用用途

Systemwalkerコンソールサービスをカスタマイズするための定義ファイルです。

格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpbcmgui\server\etc\usr(注)

Solaris
Linux

/etc/opt/FJSVfwgui/usr/MpBcmSvrConfig.ini(注)

注)

運用管理サーバだけ

ファイル形式

[AlarmEventList]
STARTTRBLIST=監視イベント一覧に初期表示するイベント数
STARTTRBLISTMAX=監視イベント一覧に表示するイベント最大件数
SWTEMPLATE=監視イベント一覧の[対処]欄へのSystemwalkerテンプレートの表示設定

[Policy]
AUTOGETINVENTRY=ポリシーの簡易設定、および監視ポリシーの配付後のインベントリ収集設定
[AlarmEventList]:

本セクションはSystemwalkerコンソールの監視イベント一覧に表示するイベント数の設定を指定します。

本セクション内に以下の設定値を記述してください。

STARTTRBLIST:

Systemwalkerコンソール起動時の監視イベント一覧に初期表示するイベント数、および表示ツリーの切り替え後に初期表示する監視イベントの最大件数です。指定可能な値は、100から5000です。

STARTTRBLISTMAXの値以下の値を指定してください。

キー名自体がない場合、値を省略した場合、および上記の範囲外の場合、初期値である100で動作します。

STARTTRBLISTMAX:

Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧に表示できる監視イベントの最大件数です。指定可能な値は、1000から5000です。

STARTTRBLISTの値以上の値を指定してください。

キー名自体がない場合、値を省略した場合、および上記の範囲外の場合、初期値である1000で動作します。

[表示]-[監視イベント一覧の再読み込み]メニューにより読み込まれるイベント件数は、本項目で設定した値となります。

SWTEMPLATE:

監視イベント一覧の[対処]欄へSystemwalkerテンプレートの情報を表示する指定をします。指定可能な値は、「ON」と「OFF」です。

ON:

監視イベント一覧の[対処]欄へSystemwalkerテンプレートの情報を表示する。

OFF:

監視イベント一覧の[対処]欄へSystemwalkerテンプレートの情報を表示しない。

キー名自体がない、または値を省略した場合、監視イベント一覧の[対処]欄にSystemwalkerテンプレートの情報は表示されません。

[Policy]

本セクションはポリシーの簡易設定、および監視ポリシーの配付の設定を指定します。

本セクション内に以下の設定値を記述してください。

AUTOGETINVENTRY:

ポリシーの簡易設定、および監視ポリシーの配付後に、自動的にインベントリ収集を行うかを指定します。指定可能な値は、「ON」と「OFF」です。

ON:

ポリシーの配付後に、自動的にインベントリ収集を行う。

OFF:

ポリシーの配付後に、自動的にインベントリ収集を行わない。

キー名自体がない、または値を省略した場合、ポリシーの配付後に自動的にインベントリ収集を行います。

初期状態では、キー名自体が設定されていません。

参照

セクション[AlarmEventList]の項目「STARTTRBLIST」、または「STARTTRBLISTMAX」を2000以上の値に設定する場合には、Javaヒープサイズの拡張設定を行う必要があります。

詳細については、“Systemwalkerコンソーの画面設定のカスタマイズファイル”を参照してください。

注意事項

使用例

初回表示最大件数を1000、表示最大件数を2000として設定した例を示します。

[AlarmEventList]
STARTTRBLIST=1000
STARTTRBLISTMAX=2000

Systemwalkerコンソールの起動時に監視イベント一覧に初期表示するイベント数を1000件にするためには、STARTTRBLISTに1000を定義します。

本パラメタは監視画面起動、および監視ツリー切り替え時の表示性能に大きく影響します。運用に合わせて設定してください。

監視イベント一覧に表示できる監視イベントの最大件数を2000件にするためにSTARTTRBLISTMAXに2000を定義します。