ファイル名
opmconfig2
使用用途
Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧、[メッセージ一覧]画面、[メッセージ検索]画面の表示に関するカスタマイズを行います。
本ファイルは、運用管理サーバに保持します。
格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.DM\mpopmgr\etc ただし、運用管理サーバでクラスタ運用されている場合は以下になります。 |
Solaris | /etc/opt/FJSVfwbs/etc |
ファイル形式
キー1 値 キー2 値 :
各キーと内容について以下の表に示します。
監視イベント一覧/[メッセージ一覧]画面の初期表示に関するカスタマイズ
キー | 説明(指定可能な値) | 初期値 |
---|---|---|
STARTDSPTIME | Systemwalkerコンソール起動時の監視イベント一覧]に表示する、イベントの読み込み範囲(秒) | * (無制限) |
MSGNOQUERY | [メッセージ一覧]画面が開いたときのメッセージ表示を行わないかまたは表示するかのチェック | ON(表示しない) |
MSGDSPTIME | [メッセージ一覧]画面が開いたときに表示するメッセージの読み込み範囲(秒) | 600(10分) |
[メッセージ検索]画面の表示に関するカスタマイズ
キー | 説明(指定可能な値) | 初期値 |
---|---|---|
MSGREVWAITTIME | [メッセージ検索]画面での検索処理を、いったん中断する時間範囲(秒) | 30 |
注意事項
本ファイル中のパラメタを更新した場合、Systemwalkerの再起動が必要となります。
メッセージ検索について
メッセージ検索を実施した場合の警告メッセージは、以下のようになります。
検索結果が最大表示件数(5,000件)より多く存在する場合、また、検索対象データはDB中に存在するが、検索設定時間内にメッセージを見つけることができなかった場合、[メッセージ検索]ウィンドウ内の[次へ]ボタンを押すことで検索を続行できます。
[条件指定]ダイアログが閉じてしまった場合は、もし[次へ]の条件があった場合も無効とします。(その場合、[次へ]ボタンの操作はできません)
[次へ]が有効になっている場合、[条件指定]ダイアログの検索条件を変更した場合、以下のようになります。
Systemwalkerコンソール
[次へ]の操作は抑止されませんが、[次へ]の操作をされた場合は、前の条件で検索を継続します。
使用例
opmconfig2ファイルに以下の設定を行います。
Systemwalkerコンソール起動時の監視イベント一覧に表示する、イベントの読み込み範囲を「無制限」
[メッセージ一覧]ウィンドウが開いたときのメッセージ表示を「行わない」
[メッセージ一覧]が開いたときに表示するメッセージの読み込み範囲を「10分」
[メッセージ検索]ウィンドウでの検索処理を、いったん中断する時間範囲を「30秒」
STARTDSPTIME * MSGNOQUERY ON MSGDSPTIME 600 MSGREVWAITTIME 30