ファイル名
sysmode.ini
使用用途
Systemwalker Web コンソール(モバイル版)を利用するため、必須のファイルです。以下の項目について、設定変更を行うことができます。
アスタリスク表示、または、非アスタリスク表示を選択することができます。
通知されたイベントに対する、対処・保留の処置が実行できるかどうかを指定することができます。
リモートコマンドの使用を可能とするかどうかを指定することができます。
リモートコマンドを実行した場合、その実行確認メッセージを表示するかどうかを指定することができます。
ログインして何分後に自動ログアウトするかを指定できます。これにより、セキュリティを高めることができます。
格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\mppcgui\Web\sys_conf |
Solaris | /opt/systemwalker/inet/web/sys_conf |
ファイル形式
以下の各項目について明記します。
HIDDEN_LOGIN_PASSWORD=1|0 PERMIT_EVTCOPE=1|0 PERMIT_REMOTE_COMMAND=1|0 PERMIT_REMOTE_COMM_CHK=1|0 PERMIT_TIMEOUT=0から1440
パラメタ
[ログイン]画面のパスワード表示を切り替えます。
パスワードを表示する
ユーザ名がアスタリスク表示される
パスワードを表示せず、アスタリスク表示する
通知されたイベントに対する、対処・保留の処置が実行できるかどうかを指定することができます。
対処・保留を許可する
対処・保留を許可しない
リモートコマンドの実行ができるかどうかを指定することができます。
リモートコマンドの実行を許可する
リモートコマンドの実行を許可しない
リモートコマンドの実行確認ができるかどうかを指定することができます。
リモートコマンドの実行確認を行う
リモートコマンドの実行確認を行わない
ログインして何分後に自動ログアウトするかを指定することができます。
自動ログアウト機能を無効にする
自動ログアウトまでの時間を指定する(単位は分)
注意事項
本ファイルを編集できるユーザを以下に記載します。
Windows版の場合
Administratorsグループに所属しているユーザ。または、Systemwalkerインストール時に指定したユーザ
UNIX版の場合
rootまたはSystemwalkerをインストールしたユーザ
設定ミスがあった場合、iモード端末の以下のページにその旨のエラーが表示されます。
パスワードの表示設定に誤りがあった場合は、ログインページ。
対処・保留の設定に誤りがあった場合は、監視イベント:対処ページ。
リモートコマンド実行の設定に誤りがあった場合は、監視イベント:対処ページ。
リモートコマンド実行確認の設定に誤りがあった場合は、リモートコマンドページ。
使用例
ファイルの例を記載します。
#0:Do not display password #1:Display password HIDDEN_LOGIN_PASSWORD=0 #0:Do not permit fixing and deferring #1:Permit fixing and deferring PERMIT_EVTCOPE=1 #0:Do not permit remote command execution #1:Permit remote command execution PERMIT_REMOTE_COMMAND=0 #0:Do not confirm remote command execution #1:Confirm remote command execution PERMIT_REMOTE_COMM_CHK=1 # Specify the idle timeout value (minute) for Automatic Logout. # Please specify 0 when you invalidate the function. # The values which can be specified are from 0 to 1440. PERMIT_TIMEOUT=10