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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.249 mpstayevtinit(滞留イベント初期化コマンド)

機能説明

イベントが大量に発生した場合、そのイベントの発生を止めることができても、Systemwalker Centric Manager内では、大量のイベントを処理しきれないときがあります。これらの滞留しているイベントを初期化します。

本コマンドは、以下の順序で実行してください。

  1. 大量イベントが発生したサーバで実行します。

  2. 手順1.でメッセージ送信先システムとして定義されているサーバ(定義が存在する場合)で実行します。

    複数定義されている場合は、すべてのサーバで実施します。

  3. 手順2.でメッセージ送信先システムとして定義されているサーバ(定義が存在する場合)で実行します。

    複数定義されている場合は、すべてのサーバで実施します。

  4. 以降、最上位のサーバまで同様に実施します。

なお、本コマンドに不当なパラメタを指定した場合、そのパラメタを無視して処理を続行します。

記述形式

mpstayevtinit

復帰値

0:

正常終了

1:

異常終了

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

注意事項

使用例

大量イベントが発生し、滞留しているイベントの初期化を行います。

【Windows】

  1. Systemwalker Centric Managerを停止します。

    pcentricmgr
  2. 滞留イベントの初期化を行います。

    mpstayevtinit
  3. Systemwalker Centric Managerを起動します。

    scentricmgr

【UNIX】

  1. Systemwalker Centric Managerを停止します。

    # /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr
    # /opt/systemwalker/bin/stpopasyslog
  2. 滞留イベントの初期化を行います。

    # /opt/systemwalker/bin/mpstayevtinit
  3. Systemwalker Centric Managerを起動します。

    Red Hat Enterprise Linux 6.3 以降】

    • Red Hat Enterprise Linux 6の場合

      # /opt/systemwalker/bin/stropasyslog
      # service rsyslog restart
      # /opt/systemwalker/bin/scentricmgr
    • Red Hat Enterprise Linux 7以降の場合

      # /opt/systemwalker/bin/stropasyslog
      # systemctl restart rsyslog
      # /opt/systemwalker/bin/scentricmgr

    【Red Hat Enterprise Linux 6.0/Red Hat Enterprise Linux 6.1/Red Hat Enterprise Linux 6.2/

    # /opt/systemwalker/bin/stropasyslog
    # ps -ef | grep rsyslogd
    # kill -HUP <上記で求めたプロセスID>
    # /opt/systemwalker/bin/scentricmgr

    上記以外のLinux】

    # /opt/systemwalker/bin/stropasyslog
    # ps -ef | grep syslogd
    # kill -HUP <上記で求めたプロセスID>
    # /opt/systemwalker/bin/scentricmgr