機能説明
本コマンドは、ETERNUS NR1000F seriesイベントログをUNC接続で収集する場合に使用します。
パスワードはユーザIDを入力した後に入力します。
記述形式
mpatmaccdef | REP -U UNC接続にアクセスするためのユーザID |
mpatmaccdef | DISP |
オプション
UNC接続にアクセスするためのユーザIDを更新します。
UNC接続にアクセスするためのユーザIDを表示します。
WindowsのUNC接続にアクセスするためのユーザIDを指定します。
以下の記号を除く、大文字または小文字を最大 半角20 文字まで指定できます。
" / \ [ ] : ; | = , + * ? < > |
ユーザIDやグループ名を、ピリオド (.) とスペースだけで指定することはできません。
被管理サーバ側にETERNUS NR1000F seriesと同じユーザIDを同じパスワードで登録し、以下の形式で、ドメイン名または被管理サーバのホスト名を付加したユーザIDを指定してください。
-U ドメイン(ホスト)名\ユーザID |
パスワードの設定されているユーザIDを指定してください。
ユーザIDが未登録の場合、UNC接続でのNR1000イベントログ収集が以下のメッセージを出力してエラーになります。
mpatm: エラー: 771: 環境設定が行なわれていません。 |
WindowsのユーザIDの命名規則の詳細については、Windowsのマニュアルを参照してください。
UNC接続にアクセスするためのユーザIDのパスワードは、最大半角 41 文字まで指定できます。
WindowsのユーザIDのパスワードの詳細については、Windowsのマニュアルを参照してください。
復帰値
正常終了
異常終了
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Systemwalkerセキュリティ管理者の権限が必要です。
Systemwalkerセキュリティ管理者はAdministratorsグループに所属している必要があります。
64bit版のWindowsに32ビットのSystemwalker Centric Managerを導入した場合は、Administrator権限が必要です。
本コマンドは、[管理者として実行]を選択して起動したコマンドプロンプト上で実行してください。
運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバで実行可能です。
運用管理サーバ上で実行する場合は、「Systemwalker ACL Manager」サービスが起動されている必要があります。
注意事項
本コマンドは、ETERNUS NR1000F seriesイベントログのログ収集前に実行してください。
必要な権限を持ったユーザIDで本コマンドを実行してください。
処理キーワードパラメタ(「REP」,「DISP」)は、必ず第1パラメタで指定してください。
使用例
接続ユーザを設定します。
mpatmaccdef REP -U audituser Enter password :****** Re-Enter password:******
接続ユーザの設定内容を表示します。
mpatmaccdef DISP
実行結果/出力形式
接続ユーザを設定する場合
mpatm: 情報: 2: mpatmaccdefコマンドを開始します。 [警告メッセージ、エラーメッセージを標準エラーに出力します]
接続ユーザIDを表示する場合(パスワードは表示されません)
mpatm: 情報: 2: mpatmaccdefコマンドを開始します。 ACCOUNT NAME=audituser