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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド

7.1 トラブルを監視する

監視メッセージの定義”で監視対象として定義したメッセージのうち、トラブルとして定義したメッセージの発生を監視する方法を説明します。

トラブルは、以下のコンソールから監視することができます。

Systemwalker Webコンソールの監視については、“Systemwalker Webコンソールで監視する”を参照してください。

以下の手順でSystemwalkerコンソールを起動します。

  1. [スタート]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalkerコンソール]を選択します。

  2. [Systemwalkerコンソール[ログイン]]ダイアログボックスが表示されますので、接続する[ホスト]を確認して[ログイン]ボタンをクリックします。このとき、ログインする[ユーザーID]を指定する場合には、[ユーザーID]および[パスワード]を入力します。

  3. Systemwalkerコンソールが起動します。

Systemwalkerコンソールの起動の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“Systemwalkerコンソールを使用する”を参照してください。

被監視システムにトラブルが発生した場合

Systemwalkerコンソール

[監視イベント種別]ウィンドウ

このようにして、トラブルの発生したシステムと、その監視イベント種別を知ることができます。

監視イベント種別は、Systemwalker Centric Manager EEで標準提供されている監視イベント種別に加えて、以下の監視イベント種別が標準提供されます。

監視イベント種別

発生したメッセージの内容

GSシステム

グローバルサーバのシステムメッセージ

GSバッチ業務

グローバルサーバのSystemWalker/OFESが監視するジョブネットの異常

GS性能

グローバルサーバのFCMSYS/EMが監視する性能異常

GSオンライン

グローバルサーバのAIMが出力するメッセージ

GSライタ

グローバルサーバのライタが出力するメッセージ

SXOシステム

SXOシステムのメッセージ

AVM-EX

グローバルサーバのAVM/EXが出力するメッセージ

IPL

グローバルサーバにおける、システムのIPL処理時に発生するメッセージ

GSハード

SVPMが監視する、グローバルサーバのハードウェアの異常通知メッセージ

GSアプリ管理

グローバルサーバのInterstageのワークユニットやサブシステムが出力するメッセージ

[メッセージ一覧]ウィンドウ

監視イベント一覧には、被監視システムから通知されたメッセージのうち、以下の条件をみたすメッセージだけが表示されます。

被監視システムから通知されたすべてのメッセージは、[メッセージ一覧]ウィンドウで監視することができます。[メッセージ一覧]ウィンドウは、Systemwalkerコンソールの[操作]メニューから、[メッセージ一覧]を選択して起動します。

監視システムへのメッセージ送信量について

監視システムで受信できるメッセージの性能は、「6メッセージ以下/秒」です。したがって運用に適した性能でメッセージを監視するために、配下の被監視システムから監視システムに送られるメッセージの全送信量が「6メッセージ以下/秒」となるように、各被監視システムのメッセージ選択テーブルにおいて、送信するメッセージを絞り込んでください。