コンソール操作制御の「操作ごとの保護」機能を使用して操作チェックを実施する場合、コンソール操作制御機能の定義に必要な情報を以下に示します。
ここでは、「Systemwalkerコンソールでの操作」、および「[ハード監視制御]ウィンドウでの操作」について説明します。
Systemwalkerコンソールでの操作
製品名:opmgr
指定オブジェクトの操作でグローバルサーバに対する操作、およびSVPMフォルダに対する操作の場合は、操作対象名にホスト名を指定します。
チェックする操作 | 設定する定義 | ||
---|---|---|---|
分類 | [操作]メニューの操作 | 操作名 | 操作対象名 |
指定オブジェクト | [操作メニュー登録]画面の[指定オブジェクト]のメニュー項目の名称(注) | apmenu メニュー項目の名称 | 選択したフォルダにより、操作対象名が異なります。 |
[指定オブジェクト]の[操作]メニューはmpaplregコマンドで登録したメニュー項目も指定可能です。
Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Editionの標準の[操作]メニューを指定する場合は、以下の設定となります。
Systemwalker Centric Manager EE/GEEで操作制御機能の対象となる操作については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”の“操作制御マネージャ起動条件記述ファイル”を参照してください。
分類 | [操作]ウィンドウ/メニューの操作 | 操作名 | 操作対象名 |
---|---|---|---|
指定オブジェクト | [WSMGR] | apmenu WSMGR | ホスト名を操作対象名として指定する。 |
[ハード監視] | apmenu ハード監視 | SVPMホスト名を操作対象名として指定する。 | |
[ハード監視制御]ウィンドウでの操作
製品名:FJSVshrd
チェックする操作 | 設定する定義 | |
---|---|---|
操作名 | 操作対象名 | |
ハード監視制御フレームおよび自動IPキャンセルフレームからのREALシステムに対する操作 | REAL | *を操作対象名として指定します。 |
ハード監視制御フレームからのVMシステムに対する操作 | VM | |
ハード監視制御フレームからのSSU に対する操作 | SSU | |
ハード監視制御フレームからのI/O に対する操作 | IO | |
ハード監視制御フレームからのSCCX に対する操作 | SCCX | |
ハード監視制御フレームからの監視装置に対する操作 | SUP | |
構成制御フレームの表示 | CFRFRM | |
スケジュール設定フレームの表示 | SCHDFRM | |
セットアップフレームの表示 | SETUPFRM |
操作名は、以下のとおり詳細に指定することが可能です。
操作名 | 意味 | 設定対象 |
---|---|---|
“REAL PON” | 電源投入 | クラスタ |
“REAL POFF” | 電源切断 | クラスタ |
“REAL IPL” | IPL | クラスタ |
“REAL STOP” | CPUストップ | クラスタ |
“REAL RESET” | CPUリセット | クラスタ |
“REAL RESTART” | CPUリスタート | クラスタ |
“REAL DUMPLOAD” | ダンプロード | クラスタ |
“REAL INTERRUPT” | 割り込み | クラスタ |
“REAL ERRCDRESET” | エラーコードのリセット | クラスタ |
“REAL WCSRESET” | WriteConsoleメッセージのリセット | クラスタ |
“REAL AIPLCANCEL” | AUTOIPLのキャンセル | クラスタ |
“VM PON” | 電源投入 | VMゲスト |
“VM POFF” | 電源切断 | VMゲスト |
“VM IPL” | IPL | VMゲスト |
“VM STOP” | CPUストップ | VMゲスト |
“VM RESET” | CPUリセット | VMゲスト |
“VM RESTART” | CPUリスタート | VMゲスト |
“VM DUMPLOAD” | ダンプロード | VMゲスト |
“VM INTERRUPT” | 割り込み | VMゲスト |
“VM WCSRESET” | WriteConsoleメッセージのリセット | VMゲスト |
“VM VIOA” | I/Oのアタッチ | VMゲスト |
“VM VIOD” | I/Oのデタッチ | VMゲスト |
“VM VMCMD” | 任意のVMコマンドテキストの投入 | VMゲスト |
“VM FIN” | AVM/EXの終了指示 | VMゲスト |
“VM REENTER” | RE-ENTER指示 | VMゲスト |
“SSU ERRCDRESET” | エラーコードのリセット | SSU |
“IO PON” | 電源投入 | I/O装置 |
“IO POFF” | 電源切断 | I/O装置 |
“IO ERRCDRESET” | エラーコードのリセット | I/O装置 |
“IO EXCH” | I/O切り替え | I/O装置 |
“IO RESTART” | I/Oサーバのリスタータ | I/O装置 |
“SCCX ERRCDRESET” | SCCXのエラーコードリセット | SCCX |
“SUP FLGRSTBASE” | SVPM基本部のフラグコードリセット | SVPM基本部 |
“SUP AUTO” | SVPM基本部の自動運転モードの変更 | SVPM基本部 |
“SUP EXCHANGE” | SVPM基本部の切り替え | SVPM基本部 |
“SUP POFF” | SVPM基本部の電源切断 | SVPM基本部 |
“SUP SETTIME” | SVPM基本部の時刻設定 | SVPM基本部 |
“SUP FLGRSTCNSL” | SVPMコンソール部のフラグコードリセット | SVPM基本部 |
“CFRFRM” | 構成制御フレームの表示 | 画面遷移 |
“SCHDFRM” | スケジュール設定フレームの表示 | 画面遷移 |
“SETUPFRM” | セットアップフレームの表示 | 画面遷移 |
“CFS PON” | 設備の電源投入 | 設備 |
“CFS POFF” | 設備の電源切断 | 設備 |
“CFS RESET” | 設備のリセット | 設備 |