運用管理クライアントから[ハード監視制御]ウィンドウを起動するためには、PC-Xの動作環境を設定後、接続環境と被監視システムの関係付け定義を行います。なお、環境定義は、接続するSVPMごとに行います。
ポイント
[ハード監視制御]ウィンドウの画面サイズ
[ハード監視制御]ウィンドウの画面サイズは、以下のサイズで表示されます。設定画面でスクロール機能を使用するなど、ディスプレイ装置に合わせた設定に変更してください。
幅: 1280ピクセル × 高さ: 797ピクセル
[ハード監視制御]ウィンドウのショートカットキー
[ハード監視制御]ウィンドウのショートカットキーを有効にするには、PC-XのXサーバ情報変更画面で入力デバイスの設定を変更してください。入力デバイスの設定で、「ショートカットキー使用」をX-Windowに設定することによりショートカットキーが有効になります。
PC-Xの環境設定
PC-Xの環境設定画面で接続環境を設定し、運用情報格納ファイルを作成します。ファイル名には、SVPMの運用名を指定します。
リモートホストがSolarisの場合
運用情報格納ファイル: “PC-Xインストールディレクトリ\Fjpcx\clients\SOLARIS\運用名.fxc”
リモートホストがLinuxの場合
運用情報格納ファイル: “PC-Xインストールディレクトリ\Fjpcx\clients\LINUX\運用名.fxc”
PC-X V20L35での環境設定例を以下に示します。PC-Xの詳細については、PC-Xのソフトウェア説明書を参照してください。
注意
接続方式に応じたサービスの起動
接続方式で選択した項目に応じ、運用管理サーバの「rexecサービス」「rshサービス」または「telnetサービス」を起動させてください。
各サービスの起動方法は、“システム環境の定義”を参照してください。
PC-Xで管理する運用名を設定します。この名称が運用情報格納ファイル名になるため、SVPMの運用名を指定することをお勧めします。
運用管理サーバのホスト名を設定します。
rootを設定します。(固定)
rootのパスワードを設定します。
リモートホストがSolarisの場合
「Solaris」を設定します。
リモートホストがLinuxの場合
「Linux」を設定します。
[ハード監視制御]ウィンドウの起動コマンドを、以下のとおり設定します。
/opt/FJSVsagt/bin/opahardfrm -n SVPMのノード名(LAN#0、基本部#0)
チェックします。
X座標に「0」、Y座標に「0」を設定します。
「行わない」を選択します。
リモートホストがSolarisの場合
「SOLARIS(マルチ)」を設定します。
リモートホストがLinuxの場合
「LINUX(マルチ)」を設定します。
SVPMフォルダの設定
Systemwalkerコンソール上のSVPMフォルダの[ハード監視]タブで、以下の情報を設定します。
PC-Xの起動コマンドを、ドライブ名を含むフルパスで指定します。
運用情報格納ファイル名を、ドライブ名を含むフルパスで指定します。