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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド

2.6 PC-X起動環境の定義

運用管理クライアントから[ハード監視制御]ウィンドウを起動するためには、PC-Xの動作環境を設定後、接続環境と被監視システムの関係付け定義を行います。なお、環境定義は、接続するSVPMごとに行います。

ポイント

[ハード監視制御]ウィンドウの画面サイズ

[ハード監視制御]ウィンドウの画面サイズは、以下のサイズで表示されます。設定画面でスクロール機能を使用するなど、ディスプレイ装置に合わせた設定に変更してください。
幅: 1280ピクセル × 高さ: 797ピクセル

[ハード監視制御]ウィンドウのショートカットキー

[ハード監視制御]ウィンドウのショートカットキーを有効にするには、PC-XのXサーバ情報変更画面で入力デバイスの設定を変更してください。入力デバイスの設定で、「ショートカットキー使用」をX-Windowに設定することによりショートカットキーが有効になります。

PC-Xの環境設定

PC-Xの環境設定画面で接続環境を設定し、運用情報格納ファイルを作成します。ファイル名には、SVPMの運用名を指定します。

PC-X V20L35での環境設定例を以下に示します。PC-Xの詳細については、PC-Xのソフトウェア説明書を参照してください。

注意

接続方式に応じたサービスの起動

接続方式で選択した項目に応じ、運用管理サーバの「rexecサービス」「rshサービス」または「telnetサービス」を起動させてください。

各サービスの起動方法は、“システム環境の定義”を参照してください。

[運用名]

PC-Xで管理する運用名を設定します。この名称が運用情報格納ファイル名になるため、SVPMの運用名を指定することをお勧めします。

[リモートホスト名]

運用管理サーバのホスト名を設定します。

[リモートユーザ名]

rootを設定します。(固定)

[パスワード]

rootのパスワードを設定します。

[リモートホストのタイプ]
  • リモートホストがSolarisの場合

    「Solaris」を設定します。

  • リモートホストがLinuxの場合

    「Linux」を設定します。

[リモートクライアントパス]

[ハード監視制御]ウィンドウの起動コマンドを、以下のとおり設定します。

/opt/FJSVsagt/bin/opahardfrm -n SVPMのノード名(LAN#0、基本部#0)
[-display自動設定]

チェックします。

[画面表示位置]

X座標に「0」、Y座標に「0」を設定します。

[リソース読込]

「行わない」を選択します。

[Xサーバ名]
  • リモートホストがSolarisの場合

    「SOLARIS(マルチ)」を設定します。

  • リモートホストがLinuxの場合

    「LINUX(マルチ)」を設定します。

SVPMフォルダの設定

Systemwalkerコンソール上のSVPMフォルダの[ハード監視]タブで、以下の情報を設定します。

[コマンドパス]

PC-Xの起動コマンドを、ドライブ名を含むフルパスで指定します。

[運用情報格納ファイル]

運用情報格納ファイル名を、ドライブ名を含むフルパスで指定します。