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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド

1.2 被監視システムに対しての監視・操作について

Systemwalker Centric Manager GEEでは、被監視システムに対して以下の監視・操作ができます。

Systemwalker Centric Manager GEEが動作するOSによって使用できる機能に違いがあります。OS別機能差についても説明します。

トラブルを監視する

Systemwalker Centric Manager GEEは、被監視システムで発生した重要なメッセージを、Systemwalkerコンソールで監視することができます。管理者は、Systemwalkerコンソールを監視することで、どのシステムでトラブルが発生したのか、どんな種別のトラブルが発生したのかを一目で確認することができます。

トラブルメッセージに対処する

被監視システムで発生したメッセージは、Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧に通知されます。管理者は、発生したトラブルの詳細内容を確認するとともに、あらかじめ登録しておいたトラブル対処の手順を参照して、対処方法を検討することができます。また、対処アプリケーションを呼び出して、トラブルを解決することもできます。

返答要求メッセージに対処する

被監視システムで発生した返答要求メッセージは、Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧に通知されます。管理者は通知された返答要求メッセージの内容を確認し、返答要求メッセージに対して返答することができます。

被監視システムを操作す

Systemwalkerコンソールの[操作]メニューから各種のウィンドウを呼び出し、被監視システムを操作することができます。

被監視システムの状態を監視する

システムの状態および動的状態情報(MSPの場合は、CPU使用率、スプール負荷情報、実行中のバッチジョブ数、TSSユーザ数、XSPの場合は、CPU使用率、ジョブスタックファイル使用率、実行中のバッチジョブ数、AIFユーザ数)を表示することができます。

AVM/EXの場合は、動的状態情報は表示されません。

被監視システムのログを収集する

管理対象のログ

Systemwalker Centric Manager GEEでは、以下のログの収集/管理を行うことができます。

グローバルサーバの監査ログを管理/分析することで、以下の点検が実施できます。

運用方法

運用はそれぞれのシステムの自動化機能(被監視システム側:AOF/SCF、運用管理サーバ:スケジュール機能)を使用し、運用管理サーバ上で被監視システムのログの管理、分析を実施します。

運用方法の詳細については、“被監視システのログを収集する運用”を参照してください。

OS別機能差

Systemwalker Centric Manager GEEが動作するOSによって使用できる機能に違いがあります。

使用できる機能の違いを以下に示します。

注意

Solaris版の運用管理サーバ・部門管理サーバの提供は、Systemwalker Centric Manager V15.1.1までとなります。

グローバルサーバの
システムを監視する

グローバルサーバの
サブシステム監視機能

主監視パス

代替監視パス(注)

サブシステムを
監視する

業務を監視する

Solaris 上で動作するGEE 運用管理サーバ

Linux上で動作するGEE 運用管理サーバ

○ :使用可能

△ :Linux上で動作するGEEには提供していません。

ただし、サブシステムや業務が出力するメッセージの監視は可能です。

注)

グローバルサーバの場合で、NIPメッセージ、システムダンプのメッセージ、またはAVM/EXのメッセージを監視する場合は、SVPM-Sが必要です。