Systemwalker Centric Manager GEEは、TCP/IPネットワーク上のUNIXシステムやWindowsシステムを監視する機能に加えて、グローバルサーバを監視・操作することができます。
本書では、Systemwalker Centric Manager GEEが監視するMSP、XSP、AVM/EXを併せて、被監視システムと呼びます。
注意
Solaris版の運用管理サーバ・部門管理サーバの提供は、Systemwalker Centric Manager V15.1.1までとなります。
Systemwalker Centric Manager GEE の監視システム
Systemwalker Centric Manager GEEの監視システムは、運用管理サーバと運用管理クライアントから構成されます。監視システム、被監視システムの動作環境については、“Systemwalker Centric Manager 解説書”の“Global Enterprise Editionの動作環境”を参照してください。
SVPMとの連携
Systemwalker Centric Manager GEEは、SVPM-Sと連携することができます。SVPM-Sと連携した場合は、さらに以下のシステムを監視・操作ができるようになります。
グローバルサーバ上の、AVM/EXおよびAVM/EXSに対する監視・操作
グローバルサーバの、ハードウェア異常(CPU、周辺機器)の監視
本書では、AVM/EXとAVM/EXSを併せて、AVM/EXと呼びます。また、Systemwalker Centric Manager GEEが連携するSVPM-Sは、グローバルサーバ(マルチクラスタモデル)のSVPM-Sです。
Systemwalker Centric Managerのマニュアルでは、特に注意する必要がない場合は、SVPM-SをSVPMと呼びます。
被監視システムの状態を監視する
システムの状態および動的状態情報を表示することができます。
MSPの場合
CPU使用率、スプール負荷情報、実行中のバッチジョブ数、TSSユーザ数
XSPの場合
CPU使用率、ジョブスタックファイル使用率、実行中のバッチジョブ数、AIFユーザ数
AVM/EXの場合は、動的状態情報は表示されません。