Windows Azure の課金に関する注意事項
以下のリソースはマイクロソフト社または富士通株式会社による課金対象となります。
ログを収集する際に発生するネットワークトラフィック、トランザクション
Azure Storageに出力されるログ
Azure Storageに出力されたログが自動的に削除されることはありません。したがって、Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールで取得したログを、Azure Storageに残しておく必要がない場合、取得したログを削除する設定を有効にしてください。(標準の設定では有効になっています。)
Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールによる監視に関する注意事項
Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールでは、Azure Storageに出力されたログを監視します。ログがWindows Azureのインスタンスのローカルストレージに出力されてからAzure Storageに出力されるまでの間に仮想マシンがクラッシュした場合、ログが失われる可能性があります。また、失われたログについてはSystemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールによる監視を行うことができません。
Windows Azureのインスタンスのローカルストレージ上のログサイズは、クォータにより制限されています。クォータの制限に達すると、古いログが上書きされます。したがって、ローカルストレージ上の古いログがAzure Storageへの転送が行われる前に上書きされた場合、古いログはAzure Storageへの転送が行われず、Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールによる監視を行うことができません。
ログ転送設定に関する注意事項
[Windows Azure 監視設定]画面からログ転送設定を実施した後、複数回インスタンスの再起動を行うと、ログ転送設定がクリアされてしまう場合があります。
本現象は、監視対象サービスのOnStart()関数内で、以下のソースコード例のように現在の設定を再設定することで回避できます。
ソースコードの例)
var ridm = new RoleInstanceDiagnosticManager(CloudStorageAccount storageAccount, string deploymentId, string roleName, string roleInstanceId); var dmc = ridm.GetCurrentConfiguration(); ridm.SetCurrentConfiguration(dmc);
関数の使用方法についての詳細は、マイクロソフト社のホームページなどを参照してください。