Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールをバージョンアップする手順について説明します。
バージョンアップ前の環境で移行データをバックアップ後、旧バージョンのアンインストールを行います。
その後、本バージョンのインストールし、バックアップしておいた移行データをリストアするという手順になります。
移行先が同一コンピュータ・別コンピュータのどちらの場合も、バージョンアップの手順は同様です。
作業手順
Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールを停止します。
バージョンアップ前の環境で移行データをバックアップします。
エクスプローラやコピーコマンドを使用して、以下の対象資源をコピーします。
Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールインストールディレクトリ\1.0.0.0\definition配下すべて
Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールインストールディレクトリ\1.0.0.0\server\event-tick-count.xml(注)
注)
環境によっては存在しない場合があります。
旧バージョンのSystemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールをアンインストールします。
アンインストール手順については、旧バージョンの“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“Windows Azureのシステムを監視する”の“アンインストール”を参照してください。
本バージョンのSystemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールをインストールします。
インストール手順については、“導入”を参照してください。
バックアップしておいた移行データをリストアします。
以下の手順で、バックアップした対象資源をエクスプローラやコピーコマンドを使用して上書きコピーします。
バックアップした対象資源にevent-tick-count.xmlファイルが存在した場合
バックアップした以下の対象資源を本バージョンに上書きコピーします。
Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールインストールディレクトリ\1.0.0.0\definition\user配下すべて
バックアップした対象資源の以下のファイルを、本バージョンの同名ファイルに上書きコピーします。
Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールインストールディレクトリ\1.0.0.0\server\event-tick-count.xml
バックアップした対象資源にevent-tick-count.xmlファイルが存在しない場合
バックアップした以下の対象資源を本バージョンに上書きコピーします。
Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールインストールディレクトリ\1.0.0.0\definition\user配下すべて
バックアップした対象資源の以下のファイルに記載されているすべての<service>タグ内部の情報をコピーします。
Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールインストールディレクトリ\1.0.0.0\definition\internal\server\windows-azure.xml
例)
<windows-azure> <source>swazure</source> <authentication> <encode>utf-8</encode> <authorization-key>SharedKey </authorization-key> </authentication> <service node-id="0"> <event-tick-count log="PerformanceCounter">6360597454931600</event-tick-count> <event-tick-count log="DiagnosticInfrastructureLog">6360597454931600</event-tick-count> <event-tick-count log="WindowsAzureLog">0</event-tick-count> <event-tick-count log="WindowsEventLog">0</event-tick-count> </service>
前の手順でコピーした情報を、本バージョンの以下のファイルの<windows-azure>タグ内に貼り付けます。
Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールインストールディレクトリ\1.0.0.0\server\event-tick-count.xml
例)
<windows-azure> <service node-id="0"> <event-tick-count log="PerformanceCounter">6360597454931600</event-tick-count> <event-tick-count log="DiagnosticInfrastructureLog">6360597454931600</event-tick-count> <event-tick-count log="WindowsAzureLog">0</event-tick-count> <event-tick-count log="WindowsEventLog">0</event-tick-count> </service> </windows-azure>
Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールを起動します。