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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 使用手引書 監視機能編

H.3.3 監視定義を作成する

監視定義を作成する手順は以下のとおりです。

  1. [Windows Azure 監視設定]ダイアログボックスを起動します。

  2. [監視定義]タブを選択します。

  3. [追加]ボタンをクリックします。

    →[監視定義設定]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [監視定義名]を設定します。

  5. サービス稼働監視を行う場合は、[Windows Azureサービスを監視します。]をチェックし、監視間隔を定義します。

    コントロールに最大値を超える値、または最小値を下回る値を入力すると、最大値または最小値まで丸め込まれて設定されます。最大値、最小値はヘルプを参照してください。

    サービス稼働監視は、Windows Azureサービスのステータス(「Ready」とその他)の変化を検出し、Systemwalker Centric Managerに以下のメッセージで通知します。

    • 異常が発生したときのメッセージ

      %1: Windows Azureサービスの状態が未稼働状態になりました。(ステータス:%2)
    • 正常に復帰したときのメッセージ

      %1: Windows Azureサービスの状態が稼働状態になりました。(ステータス:%2)

      %1:監視項目(ロールインスタンス名)

      %2:ステータス

  6. [障害ログ監視]タブを選択します。

  7. 監視するログの種類に応じて必要な定義を行います。

    障害ログ監視では以下のログを監視することができます。

    • WindowsEventLog

    • WindowsAzureLog

    • DiagnosticInfrastructureLog

    それぞれのログについて、以下の設定を行います。

    動作:

    以下から選択します。

    監視と収集:

    ログの収集およびSystemwalker Centric Managerへの通知を行います。

    収集のみ:

    ログの収集のみを行います。Systemwalker Centric Managerには通知されません。

    何もしない:

    ログの収集およびSystemwalker Centric Managerへの通知を行いません。

    通知レベル:

    Systemwalker Centric Managerに通知するログのレベルを定義することができます。定義したレベル以上のログが通知されます。

  8. 監視間隔やログ収集後の処理などの詳細な設定変更を行う場合は、[詳細]ボタンをクリックして、以下の[障害ログ監視詳細設定]を定義します。

    Azure Storageへの転送間隔を設定します:

    ログの転送設定を行う場合の転送間隔を設定します。Azure Storageへのログ転送設定をアプリケーション側で行っている場合は、チェックを外してください。

    ローカルへの転送間隔を設定します:

    Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールによってAzure Storageからログを収集する間隔を設定します。

    Azure Storage上のログをローカルに転送後に削除します:

    Azure Storage上のログは自動的には削除されません。ログを収集後に自動的に削除を行う場合にチェックします。標準ではチェックされています。

    ローカルのログをx日間保存します:

    収集したログをローカルに保存する設定です。チェックした状態で「0」を設定した場合、永久に保存します。標準では30日間保存する設定となっています。

    各コントロールに最大値を超える値、または最小値を下回る値を入力すると、最大値または最小値まで丸め込まれて設定されます。最大値、最小値はヘルプを参照してください。

  9. [性能ログ監視]タブを選択します。

  10. パフォーマンスカウンタごとに、以下を定義します。

    なお、性能ログ監視では任意のパフォーマンスカウンタを収集、監視することができます。

    動作

    以下から選択します。

    監視と収集:

    パフォーマンスカウンタの収集およびしきい値監視によるSystemwalker Centric Managerへの通知を行います。

    収集のみ:

    ログの収集のみを行います。しきい値監視は行いません。

    何もしない:

    ログの収集およびしきい値監視を行いません。

  11. パフォーマンスカウンタのしきい値を設定する場合は、各パフォーマンスカウンタの行の[設定]ボタンをクリックします。

    →[パフォーマンスカウンタのしきい値監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

    しきい値の評価に使用するデータ数

    しきい値監視の評価に使用するデータ数を設定します。

    評価単位
    ロール:

    ロールごとの平均値をしきい値監視に使用します。

    インスタンス:

    インスタンスのデータをそのまましきい値監視に使用します。

    エラー通知
    上限しきい値:

    上限しきい値を上回るデータ数の、しきい値の評価に使用するデータ数に対する割合が、xx%を超えた場合、エラーメッセージを通知します。

    下限しきい値:

    下限しきい値を下回るデータ数の、しきい値の評価に使用するデータ数に対する割合が、xx%を超えた場合、エラーメッセージを通知します。

    警告通知
    上限しきい値:

    上限しきい値を上回るデータ数の、しきい値の評価に使用するデータ数に対する割合が、xx%を超えた場合、警告メッセージを通知します。

    下限しきい値:

    下限しきい値を下回るデータ数の、しきい値の評価に使用するデータ数に対する割合が、xx%を超えた場合、警告メッセージを通知します。

    性能ログ監視では、しきい値監視で異常状態、警告状態と判断された場合、Systemwalker Centric Managerにメッセージを通知します。通知するメッセージは以下のとおりです。

    異常が発生したときのメッセージ

    %1: %2: 上方異常レベルを上回りました。(測定値:%3、しきい値:%4)
    %1: %2: 上方警告レベルを上回りました。(測定値:%3、しきい値:%4)
    %1: %2: 下方異常レベルを下回りました。(測定値:%3、しきい値:%4)
    %1: %2: 下方警告レベルを下回りました。(測定値:%3、しきい値:%4)
    パラメタの意味:

    %1:監視項目(ロール名またはインスタンス名)

    %2:パフォーマンスカウンタ名

    %3:測定値

    %4:しきい値

    以下のメッセージは、復旧を検知したときに通知するメッセージです。また、復旧を検知した際には異常状態、警告状態と判断された場合のメッセージは自動的に対処済みにされます。

    正常に復帰したときのメッセージ

    %1: %2: 上方異常レベルを下回りました。(測定値:%3、しきい値:%4)
    %1: %2: 上方警告レベルを下回りました。(測定値:%3、しきい値:%4)
    %1: %2: 下方異常レベルを上回りました。(測定値:%3、しきい値:%4)
    %1: %2: 下方警告レベルを上回りました。(測定値:%3、しきい値:%4)
    パラメタの意味:

    %1:監視項目(ロール名またはインスタンス名)

    %2:パフォーマンスカウンタ名

    %3:測定値

    %4:しきい値

  12. 監視間隔やログ収集後の処理などの詳細な設定変更を行う場合は、[詳細]ボタンをクリックして、以下の[性能ログ監視詳細設定]を定義します。

    パフォーマンスカウンタのサンプリング間隔を設定します:

    パフォーマンスカウンタをサンプリングする間隔を設定します。Azure Storageへのログ転送設定をアプリケーション側で行っている場合は、チェックを外してください。

    Azure Storageへの転送間隔を設定します:

    ログの転送設定を行う場合の転送間隔を設定します。Azure Storageへのログ転送設定をアプリケーション側で行っている場合は、チェックを外してください。

    ローカルへの転送間隔を設定します:

    Systemwalker Centric Manager Windows Azure 監視ツールによってAzure Storageからログを収集する間隔を設定します。

    Azure Storage上のログをローカルに転送後に削除します:

    Azure Storage上のログは自動的には削除されません。ログを収集後に自動的に削除を行う場合にチェックします。標準ではチェックされています。

    ローカルのログをx日間保存します:

    収集したログをローカルに保存する設定です。チェックした状態で「0」を設定した場合、永久に保存します。標準では30日間保存する設定となっています。

    各コントロールに最大値を超える値、または最小値を下回る値を入力すると、最大値または最小値まで丸め込まれて設定されます。最大値、最小値はヘルプを参照してください。

  13. [OK]ボタンを選択して、監視定義設定を保存します。

    →作成した監視定義設定は任意の監視対象サービスに適用することができます。

  14. [OK]ボタンをクリックして、定義を保存します。