以下の場合等に、ポリシー情報を比較して、確認することができます。
運用管理サーバと部門管理/業務サーバのポリシーが同じか確認する場合
GUIでポリシーを変更し、設定どおり変更されたか確認する場合
試験環境と本番環境で同じ定義がされているか確認する場合
バックアップからのリストア処理で手順の間違いなく運用が再開できるか確認する場合
“ポリシーの情報を出力する”で出力した情報を比較する流れを以下に示します。
比較する手順
運用管理サーバ上の定義と部門管理サーバの定義の比較
運用管理サーバ上で、比較するノードAのポリシーを出力します。
ノードAのコンピュータ上でポリシーを出力します。
1と2の出力ファイルの比較をします。
試験環境ノードAと本番環境ノードBの定義の比較
運用管理サーバ上で、ノードBのポリシーを出力します。
ノードAのコンピュータ上でポリシーを出力します。
1と2の出力ファイルの比較をします。
定義が同じであることが確認できた場合は、ノードBへポリシーを配付することで同じ環境となります。
定義体は、サーバ固有情報は異なります。また、同じ設定でも比較するコンピュータのOSが異なる場合は、OS情報は異なります。以下に異なる箇所を示します。
機能 | 出力ファイル名 | 項目 | 異なる内容 |
---|---|---|---|
イベント監視 | P_opagt_ownhnm.csv | 自ホスト名 | 自ホスト名として[ユーザ指定]で設定しているホスト名 |
P_opagt_dessys.csv | メッセージ送信先システム | メッセージ送信先システムのホスト名またはIPアドレス | |
自動運用支援 | P_MpAosf_evtact.csv | イベント定義のホスト名の特定 | メッセージの発生元のホスト名 |
アクション定義(音声通知)の音声通知先 | 音声通知を実行するWindows(R)コンピュータのホスト名、または、IPアドレス | ||
アクション定義(リモートコマンド)の発行先 | リモートコマンドを実行するホストのホスト名 | ||
アクション定義(SNMPトラップ)の発行先 | SNMPサーバが存在するホストのホスト名 | ||
P_MpAosf_actenv.ini | ショートメール通報実行ホスト名 | アクションを実行するWindows(R)コンピュータのホスト名、または、IPアドレス | |
メール実行ホスト名 | |||
ポップアップメッセージ実行ホスト名 | |||
音声通知実行ホスト名 | |||
ネットワーク管理 | P_MpNetmgr_PO.ini | 部門 | 設定先種別に「DV」、設定先に部門を管理するサーバの代表インタフェースのホスト名またはIPアドレス |
セグメント | 設定先種別に「SG」、設定先にネットワークアドレス | ||
ノード | 設定先に所属インタフェースのホスト名またはIPアドレス | ||
性能監視 | P_trfmgr_nwnode.csv | 監視ノード | ノード名 |
サブネットアドレス | サブネットアドレス | ||
P_trfmgr_svnode.csv | 配付先ノード名 | 配付先のノード名 |
機能 | 出力ファイル名 | 項目 | 異なる内容 |
---|---|---|---|
性能監視 | P_trfexa_svnode.ini | サーバ性能監視定義情報 | すべて異なるため、比較はできません。 |