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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 使用手引書 監視機能編

12.3.1 性能情報を評価する

性能情報は部門管理サーバ上で蓄積されています。性能情報を評価するためには、これらの性能情報を各部門管理サーバから運用管理サーバに転送し、この情報をもとにCSVファイルを作成してください。

CSVファイルの作成方法は、以下の2つになります。

Systemwalkerコンソールから作成する

運用管理サーバ(Windows(R))または運用管理クライアントの[Systemwalkerコンソール[監視]]で、[操作]メニューの[ユーザ登録メニュー]-[性能情報の出力]を選択します。[性能情報出力]ウィンドウで、性能情報の作成種別を指定します。

[性能情報出力]ウィンドウの[FTP環境設定]ボタンをクリックすることにより、性能情報出力で使用するFTPのためのアカウント情報を設定します。設定する項目は以下の通りです。

[ノード名]

運用管理サーバのノード名が表示されています。変更することはできません。

[ユーザ名]

FTPで使用するユーザ名を設定します。既にユーザ名が設定されている場合には、そのユーザ名が表示されます。

[パスワード]

FTPで使用するユーザのパスワードを設定します。既にパスワードが設定されている場合には、パスワードとして「********」が表示されます。

なお、パスワードの制限長は48バイトです。

[確認パスワード]

確認のため、パスワードで設定したものと同じ値を設定します。既にパスワードが設定されている場合には、パスワードと同じ値が表示されます。

性能情報の出力に失敗した場合は、以下を確認してください。

FTP機能の設定については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

コマンドを使用して作成する

運用管理サーバでF3crTrfBcsvコマンド、または部門管理サーバでF3crTrfAcsvコマンドを使用することにより、CSVファイルを作成することができます。

F3crTrfBcsv (性能情報のCSV出力コマンド) 、F3crTrfAcsv(部門管理サーバ性能情報CSV出力コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

[使用例]

運用管理サーバと全部門管理サーバ上に蓄積された、昨日分の全性能情報は、以下のようにCSVファイルに出力します。

F3crTrfBcsv.exe Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\csv\report.csv

この例ではCSVファイルは、以下のファイルに出力されます。

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker\csv\report.csv