ノードに対応したイベントが発生すると、監視マップ上のノードオブジェクトが赤く点灯し、異常を検知できます。このノードで発生したイベントを、アプリケーションに対応したイベントに変更し、監視マップ上でアプリケーションオブジェクトを点灯するように設定することができます。設定の手順は以下のとおりです。
[Systemwalkerコンソール[監視]]で、[イベント]メニューから[アクション定義]を選択します。
→[イベント監視の条件定義]ウィンドウが表示されます。
[イベント]メニューから[イベントの追加]を選択します。
→[イベント定義/アクション定義]ダイアログボックスが表示されます。
[イベントの特定]タブの[詳細設定]ボタンをクリックします。
→[イベント定義(詳細)]ダイアログボックスが表示されます。
アプリケーションを点灯させる対象のイベントの条件を定義し、[OK]ボタンをクリックします。アプリケーションオブジェクトを点灯させる場合、[ラベルの特定]は以下のように指定してください。
ラベル付きのイベントは必ず[ラベル名]を選択してラベル名を指定してください。
ラベルがないイベントは必ず[ラベルなし]を選択してください。
[ラベルを特定しない]は選択しないでください。
イベント定義の詳細は、“イベント監視の監視条件を設定する”を参照してください。
[イベント監視の条件定義]ウィンドウで設定したイベント定義を選択した後、[アクション]メニューから[アクションの設定]を選択します。
→[イベント定義/アクション定義]-[メッセージ監視アクション]ウィンドウが表示されます。
[イベント定義/アクション定義]-[メッセージ監視アクション]ウィンドウの[詳細設定]ボタンをクリックします。
→[イベント定義/アクション定義]-[メッセージ監視(詳細)]ウィンドウが表示されます。
メッセージ監視の条件として[上位システムに送信]は[しない]を選択します。また、[ログを格納]を[する]に選択すると、ノードにも点灯します。ノードには点灯しないようにするためには、[ログ格納]を[しない]に選択してください。
[イベント定義/アクション定義]-[通知/実行アクション]タブの[詳細設定]ボタンをクリックします。
→[アクション定義(詳細)]ウィンドウの[アプリケーション起動]タブを選択し、以下のように指定します。
[アプリケーションを起動する]をチェックします。
実行方法の指定には[常時実行]を選択します。
[起動ファイル]は以下のように指定します。
運用管理サーバがUNIXの場合
/opt/FJSVsapag/bin/Mpchgapl
運用管理サーバがWindows(R)の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MPapagt\opt\bin\Mpchgapl.exe
[パラメタ]には、点灯させるアプリケーションのパスと実行ファイル名を指定します。指定する形式は、「アプリケーションパス 実行ファイル名 %HOST %Timestamp %MSG」です。パスを指定しないときは、空白をダブルクォーテーション「“」で囲んでください。また、%HOSTおよび%MSGは半角大文字の固定文字列であり、省略することはできません。
運用管理サーバがUNIXの場合
例)
アプリケーションのパスが「/bin」、実行ファイル名が「test」の場合
/bin test %HOST %MSG
運用管理サーバがWindows(R)の場合
例)
アプリケーションのパスが「C:\tool」、実行ファイル名が「test」の場合
C:\tool test %HOST %MSG
[実行時のディレクトリ]は以下のように指定します。
運用管理サーバがUNIXの場合
/opt/FJSVsapag/bin
運用管理サーバがWindows(R)の場合
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MPapagt\opt\bin
Systemwalkerインストールディレクトリのドライブ名は、半角大文字で指定してください。
例)
C:\Systemwalker\MPWALKER.DM\MPapagt\opt\bin
Mpchgapl(ノードのイベント出力先変換コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
[OK]ボタンをクリックします。
→[アクション定義]ダイアログボックスが終了します。
[イベント監視の条件定義]ウィンドウで、[環境設定]メニューから[終了]を選択します。
→終了確認のダイアログボックスが表示されます。
[はい]ボタンをクリックします。
→設定した定義内容が保存されます。