監視対象となるノードに対する条件について説明します。
サーバ性能情報の情報ソース
サーバの性能情報は、OSが提供するインタフェースから性能情報を収集することにより実現されます。ここでは、性能情報を収集するための条件について説明します。
UNIXのサーバ性能情報
UNIXのサーバ性能情報は、OSが提供する性能コマンド(sarコマンドなど)を定期的に実行することにより収集しています。OSにバンドルされている次のパッケージがインストールされていることが条件になります。
Solaris版
Solaris 10以前
SUNWaccu |
Solaris 11以降
system/accounting/legacy-accounting |
HP-UX版
HP-UX 11i Version 1 |
AIX版
AIX4.3~AIX4.3.2:perfagent.tools |
Linux版
sysstatパッケージ、およびsysstatアップデートパッケージ |
Windows NT(R)、Windows(R) 2000のサーバ性能情報
Windows(R) 2000のサーバ性能情報は、レジストリ情報を定期的にアクセスすることにより収集しています。レジストリからディスク情報を収集するためには、diskperfコマンドによる設定操作が必要になります。システム情報収集エージェントをインストールしたシステム(標準では、運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバ)では、diskperfコマンドを実行してください。
diskperf -y
Windows NT以外では、diskperfコマンドを実行した後は、システムの再起動を行ってください。
RAIDシステムの場合には、以下のオペランドを指定してコマンドを入力してください。
diskperf -ye